講談社文庫<br> ホテルモーリスの危険なおもてなし

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講談社文庫
ホテルモーリスの危険なおもてなし

  • 著者名:森晶麿【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 講談社(2020/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062934138

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内容説明

ギャングだって、お客様。部屋の数だけ事件も起きる! 極上のサービスと企みに満ちた劇場型ミステリー。圧倒的なおもてなし! ――かつて高級リゾートだった「ホテルモーリス」に、今は毎日ギャングがやってくる。迎え撃つのは、伝説のホテルマンの妻でオーナーのるり子、元殺し屋のコンシェルジュ・日野、そして立て直しを命じられた新人支配人の准。アガサ・クリスティー賞作家がもてなす、劇場型ミステリー。<『ホテル・モーリス』改題作品>

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まこみん

70
表紙の雰囲気がライトっぽかったのでそのつもりで気軽に読んでいたら、伏線あちこち、過去のホテル映画のオマージュや、時系列の入り繰り有り、人生観有りで多彩な内容。衰退した高級リゾートホテルの立て直しに派遣された准。本人は初心者で若いながらもきちんと全うしようと頑張るが、話の解決は意図しないところで… 現在と過去、ギャングとコンシェルジュ。『人生は素晴らしいが、危険でもある。「グランドホテル」』ホテルモーリスのホールに流れるラヴェルの音楽も良い雰囲気。楽しめました。2016/07/09

momi

48
ここ「ホテルモーリス」は、お客様がギャングなら、コンシェルジュは伝説の殺し屋!!そんなホテルに派遣されたのが新人支配人の「准」ま、この若き支配人もいろいろあるわけだけど…。キャラが際立っているのは、やはり伝説の殺し屋「日野」完璧なコンシェルジュとしてのおもてなしぶりと、そのギャップに笑えてきます。サクサク読めてドタバタエンタメ小説なんだけど…あと1歩…2歩って感じ。息抜きに本…。2016/05/18

TANGO

43
ホテルを舞台にドタバタコメディミステリーといった感じの軽い読み心地。音楽や映画のこだわり、ホテルとしてのホスピタリティ、は頷くところもあったり、興味をそそられたり。著者の他のシリーズも読んでいれば、もう少し楽しめたかも。2016/06/17

ぽぽ♪

34
単行本で既読済み。巻末特典が読みたくて借りました。黒猫と付き人のゲスト出演にニンマリでした。2016/06/29

まりも

31
かつては高級リゾート地だったが、現在はギャングしか来ないホテル・ホテルモーリスで起きるドタバタ騒ぎな日常を描いた物語。想像してた以上にキャラクター小説感が強すぎたせいか、イマイチはまりませんでした。肝心のミステリー要素も微妙だし、正直あんまりだったかなぁ。掛け合いは良いんだけど、それだけだと段々飽きてくるんですよね。これだけアクの強いキャラを揃えたんだからそこを活かした展開にして欲しかったかなぁ。展開がすぐに分かっちゃうせいで、読み応えが無いんだよね。クスッとは出来るし、ふわっと楽しみたい人にはおすすめ。2016/05/16

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