ビジネスと人生の「見え方」が一変する 生命科学的思考

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ビジネスと人生の「見え方」が一変する 生命科学的思考

  • 著者名:高橋祥子【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • ニューズピックス(2021/01発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784910063140

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内容説明

【発売1年で5刷出来!】
孫泰蔵氏(起業家)推薦!
――世界のすべての人が彼女のように思考するようになったなら、世界は一変するだろう。
中野信子氏(脳科学者、医学博士)推薦!
――生命科学を問い直せば 、一つの共通認識に帰着する。すべての生命にその存在の意味がある。
竹内薫氏(サイエンス作家)推薦!
――生命科学がわかれば、あなたの人生が変わる。科学と哲学とビジネスが融合した、不思議な魅力をもつ本だ。


多様性・意志・感情・寿命・時間… 「生命の原則」を知れば、人生はもっと自由になるーー。
生命科学研究者であり、起業家でもある著者がたどりついた、一度きりの人生を迷いなく生きるための思考法!

コンテンツ例
・多様性の本質は「同質性」にある
・「仕事ができない人」は、視野の共有で解決できる
・なぜ、人類は非効率に見える感情を抱えて生きるのか
・利己と利他は対立しない
・生命は「失敗許容主義」を貫いている

こんな人にオススメ
・怒りや悲しみなどネガティブな感情に流されたくない
・意志を強く持ち続けたい
・組織作りやビジネスに生命科学の知見を応用したい
・チームや人間関係のことで悩んでいる
・何かに打ち込むための情熱がほしい

私が本書を通じて伝えたいのは、「生命には原理や原則があることを客観的に理解した上で、それに抗うために主観的な意志を活かして行動できる」ということです。生命原則を客観的に理解し、視野を自在に切り替えて思考することで主観を見出し行動に移せば、自然の理に立脚しながらも希望に満ちた自由な生き方が可能となります(はじめにより)。

目次
第1章 生命に共通する原則とは何か ー客観的に捉えるー
第2章 生命原則に抗い、自由に生きる ー主観を活かすー
第3章 一度きりの人生をどう生きるか ー個人への応用ー
第4章 予測不能な未来へ向け組織を存続させるには ー経営・ビジネスへの応用ー
第5章 生命としての人類はどう未来を生きるのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

booklight

37
DNA分析会社のジーンクエスト代表の生命科学&ビジネス本。頭のいい人特有のあいまいなことをさらっとはっきりいうので、まぁ、そうかと思う。●生命科学的には、まずは自分のことが大事。次に他人を大事にすることで遺伝子を残しやすくする。自分のことしか考えられない人は、まだ自分の生命の危機を感じているんだ、と。●利他とは自分を含んだ他人を大事にすること、とすると色々としっくりくる。●鶏と卵の話は、選択肢が少ないせい。関係性はもっと複雑なはず●快楽は瞬間。幸福は未来に向かっての積分。目指すこと自体も幸福だったりする。2023/09/23

ミライ

35
人が生きていく中で起こす行動や、行動によって発生する問題や課題を生命に共通する原則を基に解説した一冊(著者は生命科学者の高橋祥子さん)。2020年に発生た新型コロナ騒動など、先行きの見えない世の中を生きていく上でのヒントを得られる作品だと思う。生命科学は全くの素人だがかなり 多方面に応用できる学問であることがわかった。2021/01/21

おさむ

33
一風変わったビジネス書(というか啓蒙書)。遺伝子解析会社の社長で、生命科学研究者でもある著者は視座が独特で面白い。個人の悩みや課題が存在するのは、頭の中に現状よりもいい状態が既にあるから。いま行動したときとしなかったときで生じる未来差分である。時間とは一つの変化だけでは存在できない。環境など複数の変化がある事で存在し、認識する事ができる。人間には生物的な側面と科学的な側面がある。現代社会は生物的な側面が変化に追いつけていない。愚かな人はいない。視野の共有が不十分なだけ。‥‥色々と応用が効く箴言があります。2021/06/09

小木ハム

32
科学は性善説に立つべきものである、という命題を前提に「主観」を大事にすることで遺伝子の設計図による本能的な生き方に抗うことができる。それは刹那的な快ではなく、長期的な視野で眺めて「未来の出来事が現在の自分を幸福にする」道を選ぶことだ。がん細胞(=細胞のコピーミス)がこの世から無くならないのは、コピーミスから人類は新しい進化の枝葉を伸ばしてきたからでもある。ふつう=コピーと訳すなら、ふつうじゃない=コピーミスとも言える。著者がポリシーとしている「辛事は理、幸事は情を以て処す」は自分も見習いたいです。2022/10/21

ショア

30
生物学的、遺伝学的な生命の原理原則は面白かった。生物は死ぬことで進化するように作られている。進化のための遺伝子コピーで間違ってがんが発生。生物的な反応は社会には不必要なものもあるから理性でコントロール。後半は経営活動に生命の原理原則を適用して思考。利己的な感情に流されず常に思考しながら抗うことで人類の将来は開ける。後半は少し飛躍かも。あとがきが素晴らしかった。"執筆中わたしの中には新しい生命が宿っています" "生命とはなんと緻密かつ大胆で神秘的なのか" "そこにいるだけで生命は尊い"2023/10/08

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