全国厄除け郷土玩具 - 疫病退散! 入手先・由来・ご利益のすべてがわかる

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全国厄除け郷土玩具 - 疫病退散! 入手先・由来・ご利益のすべてがわかる

  • 著者名:中村浩訳
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 誠文堂新光社(2020/12発売)
  • せまる年の瀬!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~12/15)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784416620632

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内容説明

コロナ禍、水害、地震と、厄除け祈願が高まる現代。
古来から伝わる厄除け郷土玩具を100品以上収録し、入手法から使い方までわかりやすく解説します。

疫病を払うのは、「アマビエ」だけではありません。
日本には昔から「厄を除ける」といわれる郷土玩具が、全国に多数伝わっています。

本書では、疫病退散、無病息災、厄除消除、悪霊退散、家内安全と、願いごと別に郷土玩具を紹介。
それぞれの郷土玩具の由来から、ご利益、飾り方、使い方を掲載します。
収録する郷土玩具は100品以上。巻末には郷土玩具の入手先を掲載します。

著者は「日本郷土玩具の会」「全日本だるま研究会」の会長を務める中村浩訳(なかむら・ひろのぶ)さん。
郷土玩具のいわれや歴史、使い方などを、職人さんたちとのエピソードも交えて解説していきます。

目次

神社やお寺のお守りと郷土玩具

一章 疫病退散
弘前の金魚ねぷた/下川原の人形笛/赤べこ/宇都宮の黄鮒/山名八幡宮獅子頭/蘇民将来/鴻巣の赤物/駒込富士神社の麦藁蛇/大國魂神社のからす団扇とからす扇子/笊冠り犬/鳩笛/金櫻神社の虫切り鈴/清水のいちろんさん/小坂井の風車/伏見の一文牛/神農の虎/大覚寺の昆布だるま/法華寺のお守り犬/和歌山の寝牛/はこた人形/高松の奉公さん/尾崎の人形笛/木の葉猿/長濱神社の雛絵馬/昇り猿/コラムその一、赤みみずく

二章 厄除消除
湯沢の犬っこ/だるま/第六天神社の天狗絵馬/王子稲荷の火防の凧/芝大神宮の千木筥/だるま抱き猫/弾き猿/飛騨のさるぼぼ/宇津ノ谷の十団子/吉田神社の追儺厄除け面/伏見の布袋/友引人形/出雲の左前人形/鳥取の流し雛/吉備津のこま犬/福獅子/コラムその二、伏見の赤物

三章 悪霊退散
お鷹ぽっぽ/鬼鎮神社の鬼の絵馬札と金棒守り/愛宕神社の羽子板/浦佐の猫面/獅子頭/氣比神宮の桃太郎神像/鬼祭の鬼面/鞍馬寺の福虎/見島の鬼揚子/宇和島の牛鬼/コラム、草津の猩々

四章 家内安全
コロポックル/忍び駒/唐桑のさっぱ舟/会津若松の風車/子育て木馬/村松山虚空蔵堂の宝舟と真弓馬/富山の福徳人形/金沢の便所の神サン/松本の七夕人形/凧/住吉大社の招福猫/天神/田面船/大竹の鯉のぼり/ヨイヤショ/嫁入り人形/鷽/八朔の藁馬/法華嶽薬師寺のうずら車/鹿児島神宮の信仰玩具/矢数

全国厄除け郷土玩具 入手情報

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶち

91
読友さんのレビューでこの本を知り、手に取りました。 厄除けを願う郷土玩具が 180 種以上も紹介されているんです。その数の多さに驚きます。そして、その形の面白さ豊かさにも驚くとともに日本の文化が誇らしくなります。厄除けの中でもかんの虫封じや疱瘡除けなどの子供の無病息災を願う玩具の多いこと....子の成長を願う昔からの想いが込められた玩具は、医療の進歩した現在にも未来にも伝え残していかなくては思います。2022/01/18

keroppi

70
今日にも緊急事態宣言が出るようで、早い「疫病退散!」を願い、この本を読んだ。全国の厄除け郷土玩具が紹介されているが、どれを見ても愛らしい。いつも人は疫病や困難と戦い、家内安全を願っていたのだなぁ。玩具の入手方法も記載されている。これだけ揃ったら、「疫病退散!」だな。2021/01/07

HMax

38
疱瘡除けが多いので、「厄」とは何だったっけ?と調べると①災い、②厄年の略、③疱瘡、厄年と同じで一生に一度はかかるものとあった。天然痘ワクチンの生みの親、Jennerに感謝。さて、面白くて可愛い厄除け郷土玩具の数々。全国どこにもあるような物から、びっくりするような物まで。私のベスト3は①東京の笊被り犬、可愛すぎ。犬好きには外せない。②同じく東京のだるま抱き猫。だるまを両方から抱える愛嬌のある猫。③住吉大社の変な顔の招福猫セット、うっとり顔の睦犬も外せない。2022/03/20

うー(また遅くなります)

23
疫病退散、厄除消除、悪霊退散、家内安全を願って古来から伝わる玩具の数々、手にとってじっくり見たいなぁ。「あ!これ実家にあった!あれ?今あるかな?どうなっていたっけ?」と急に実家が懐かしくなった。2021/04/18

FOTD

20
厄除けというと「アマビエさん」をすぐに連想する今日この頃だが、赤べこ、だるま、さるぼぼ、なども本来は厄除けの意味があった。日本にはそんな郷土玩具が全国各地にある。 旅先で土人形を見るとつい手にとってしまうので、大変興味深く読んだ。疫病退散、無病息災、厄除消除、悪霊退散、家内安全などなど、人々の願いは様々。願い事の目的別に郷土玩具が分類されているのも面白かった。2021/08/07

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