角川文庫<br> FAKEな日本

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角川文庫
FAKEな日本

  • 著者名:森達也【著者】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • KADOKAWA(2020/12発売)
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  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041095621

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内容説明

平成も終わり、安倍政権も終わった。しかし、忖度社会は続く。
ドキュメンタリーとは、抗いである。
タブーに抗い続ける監督のルポ&インタビュー!

平成という時代が終わり、安倍長期政権も終わった。
しかし、報道をはじめ、表現の自粛と萎縮は終わることなく続いている。この三十年で、その波は高く、強くなったのか、それとも……。
天皇、放送禁止歌、オウム、オカルト、小人プロレスetc。
撮影したいテーマはことごとくタブー視され、発表媒体が限られていく中でも、作品の力で“空気”を吹きはらってきたドキュメンタリー監督が、自粛と萎縮の正体を探る!
森監督作品のテーマを軸に、時代の表現者たちと「日本」を斬る!!

『放送禁止歌』×ピーター・バラカン(ラジオDJ、ブロードキャスター)
『ミゼットプロレス伝説』×日比野和雅(『バリバラ』初代プロデューサー)
『幻の「天皇ドキュメンタリー」』×松元ヒロ(お笑い芸人)
『A』『A2』×有田芳生(ジャーナリスト、参議院議員)
『未完の「北朝鮮ドキュメンタリー」』×若林盛亮(「よど号ハイジャック事件」実行犯)
『FAKE』×長野智子(ニュースキャスター)
※本書は2017年に小社より刊行した『FAKEな平成史』を改題の上、加筆修正したものです。

【目次】
 文庫版まえがき
 まえがき
第一幕 疑似的民主主義国家ニッポン――『放送禁止歌』
第二幕 差別するぼくらニッポン人――ミゼットプロレス伝説
第三幕 自粛と萎縮に抗って――幻の『天皇ドキュメンタリー』
第四幕 組織は圧倒的に間違える――『A』『A2』
第五幕 平壌、かつての東京との交信――未完の『北朝鮮ドキュメンタリー』
第六幕 正しさこそが危機を生む――『FAKE』
 あとがき
 文庫版あとがき
 解説

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

荒草ミエル

20
読みたかったものとは違った。全編恨み節のようにただの安倍晋三批判と(自分を認めてくれない上席者限定の)マスコミ批判に話が落ち着くのは如何なものかと。うーん、嫌いなのは個人の自由だけど、露骨に言い過ぎ、薄っぺらい発言になってしまっているような気がする。各章のゲストとの問答も不明瞭、タブーを犯す側の思い、不可侵事項に踏み込む行動力、その原動力にはもっと深い考察があるのかと思いきや、なさそうだし。結局、誰もやらないとこをやって見た!みたいなYouTuberの元祖みたいなイメージしかわかない。2021/05/20

なおこっか

5
松元ヒロ先輩との対談が面白すぎて、一気読み。この対談で笑えた方は、是非ヒロさんの舞台観て欲しい。難しいことを笑いで柔らかく指摘してくれるから。各対談全て、森さんがNG喰らったトピックをネタに話が進むが、話者が皆、口汚くなどなく、落ち着いて語り合っていることに感心し、安心する。朝鮮に暮らすよど号ハイジャック犯たちの言う、情報が少なくとも正しい判断はできる、という言葉には考えさせられた。何故ならその逆の、情報さえ多ければ正しい判断ができる、は成り立たないから。2021/01/03

furu_sato_sf

2
必ずしも全ての内容に納得するわけではないが、その表現がまさに相応しいと思う点がいくつかある。例えば「疑似的民主主義国家」という言葉。自由選挙が制度として存在している国において、疑似的と著者が表現する根本には、権利を行使する上での基礎的な議論が報道されていない点にある。そのような議論がないから、国民は選挙にも興味を持たず、なんとなく現体制に従属するという点は理解できる。一方でマスコミが各派に肩入れを始めると、それはそれで対立を先鋭化させることにもなり、バランスは難しい。2021/12/26

はるちゃん

1
森達也による政治とのメディア論。インタビュー形式だが、本当に考えされる。ある意味必読かと2021/08/13

kach

1
★★★☆☆2021/05/08

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