集英社学芸単行本<br> 美麗島プリズム紀行

個数:1
紙書籍版価格
¥2,090
  • 電子書籍
  • Reader

集英社学芸単行本
美麗島プリズム紀行

  • 著者名:乃南アサ【著】
  • 価格 ¥1,881(本体¥1,710)
  • 集英社(2020/12発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087816969

ファイル: /

内容説明

台湾各地を歩いて歴史を紐解き、さまざまな人と出会いながら、旅の途上で湧き上がる心情を綴っていく。前作『美麗島紀行』から5年、台湾への興味と愛は尽きることなく、著者自身が撮影した数々の写真とともに、台湾の多彩な側面に迫る。近くて遠い、台湾の本当の姿を求めて歴史と人に寄り添う台湾紀行。美術家・奈良美智さんも絶賛!「ガイドブックだけじゃつまらない! いろんな扉を開けてくれるお話の数々。台湾好きになったら次に読むのはこれでしょ!」

目次

カバランからバックスキンへ
台湾最南端で台風に遭う
「日本語世代」それぞれの思い
映画の中の日本家屋
台北MRTに生かされる日本の技術
アクシデント
パイワン族・陳媽媽のしなやかさ
清き水が湧き、歴史が降り積もる町
端午節の一日・ドラゴンと猫
暑く、熱く、篤い街・高雄
ピンク色に引きずられた日
食器にこらずに縁起を担ぐ
祝日の過ごし方・お墓参りとバーベキュー
日本と縁の深い村に、再び立った新たな鳥居
客家の町で乃木希典の足跡を見つける 苗栗・南庄郷
外省人・二度と故郷へ戻れない老人の話
台北の新名所「呼吸する隠れ家」を実現した日本の技術
台南の冬・韓石泉氏ゆかりの場所で空襲の話を聞く
「魚」と「野菜」の一騎打ち・台湾総統選挙
鬼の月・今も大切にされている「七夕」の一日
八十代女性が七十年以上も心に抱いてきた疑問
あらゆる要素が融け合っている台湾の住宅
「布袋戯」──驚異的進化と大きな課題