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内容説明
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簿記や会計の知識は一定程度勉強したし、決算書の読み方に関する入門書を読んでみたけど、実物の決算書を前にするとどのように読み進めていけばいいのかが分からない。本書は、そのような悩みを持たれた方に、「実物の決算書を自力で読み解くためのチカラ」を身に付けていただくための教科書です。
本書では、決算書における財務指標の意味等を解説するのではなく、実際に上場企業が開示している有価証券報告書、決算説明資料、統合報告書等の様々な情報をフルに活用し、数字の裏に隠されたストーリーを「見える化」していくアプローチを採っています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せっちゃんさん
15
中級者向け。財務三表から起業の背景・ストーリーを読み解く流れを解説。基礎的な用語解説は程々で、力点は「企業の特徴」をどう分析するか?の流れ。マネーフォワード・ニトリ・メルカリ等ホットな企業から、倒産典型例のスカイマーク・江守の話まで。著者のnoteも読むと充実した内容。noteの好事例を集積したのが本書。連結・M&A解説が他書に比べて詳しく書かれてるので、中級者を目指す上で参考になる一冊。2021/03/25
masabi
8
【概要】決算書の概観とどう読み解くのかを解説する。【感想】BS、PLの読み方、業界ごとの特徴など興味深く読めた。高騰銘柄、倒産企業を当時の決算書から判断できたかどうかも触れられており実践的な読み解きだった。後者は巨額投資を支える営業CFを確保できずに倒産した事例で、企業は投資しないと成長できない反面で投資判断を誤ると倒産するので、経営者を見ろというのは真だなと思った。連結決算やM&Aまで対象としているので、時期を見て再読したい。2021/01/23
tellme0112
4
新刊本であったので読んでみた。2020/09/08
sab
2
財務三表とはなんぞや、という入門書を読むことはあっても、100ページ超に上る有証を前にすると、「これを読んでなにか意味あるのかな」と尻込みしてしまって、投資情報サービスの数値くらいしか追わないという状態だった。しかし本書は、入門書から一歩進めて、本物の有証の画像を交えながら(実際にその情報が有証に書いてあることを示しながら)実際に決算書を読むガイドラインを与えてくれる。企業分析をしたい、でも面倒くさいと思ってしまう私のような人間に対して、そっと後押ししてくれるような内容だった。(まだ有証読んでないが)2024/10/28
さーふアザラシ
2
PL、BSの関係から視覚的に分析のパーツを見る。決算情報の文字にも気をつける。同業の企業を比較すると分かりやすい。2w★52024/01/06