企業不正の調査報告書を読む ESGの時代に生き残るガバナンスとリスクマネジメント

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企業不正の調査報告書を読む ESGの時代に生き残るガバナンスとリスクマネジメント

  • 著者名:安岡孝司【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 日経BP(2020/12発売)
  • ポイント 25pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784822289096

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内容説明

日産、JDI、日本郵政、関西電力、レオパレス、ネットワンなど最新29事件から、
経営陣、管理職、弁護士、会計士の「盲点」を解明。
誰が、何を、どうやって、チェックすれば、不正は防止できるのか?

本書は企業不正の防止に取り組む人向けに、
ガバナンスとリスクマネジメントのチェックポイントを整理したものです。
第1部では企業不正の事例を分析し、不正防止のチェックポイントをまとめています。
不祥事の調査報告書を読み解き、問題の真因を探りました。
第2部では、事例ごとのチェックポイントを体系的に整理しています。
すべてのチェックポイントは最近の事例に紐づいたものなので、
実感を伴って自社をチェックできると思います。

目次

第1部 企業不正の事例分析
第1章 日産自動車 役員の不正報酬
第2章 経営主導の不正会計
第3章 子会社での経営不正
第4章 マネージャークラスの不正会計
第5章 生産部署での不正会計
第6章 品質不正
第7章 その他の不正事件

第2部 不正防止のチェックポイント
第8章 不正防止の考え方
第9章 ガバナンスのチェックポイント
第10章 リスクマネジメントのチェックポイント
第11章 調査報告のチェックポイント
第12章 調査報告書への監視と盲点
第13章 不正防止力を高める社会の仕組み

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おのちん

6
★★★★☆:この数年の間に起きた企業不祥事に関して、企業が出した調査報告書を基に問題の真因分析と再発防止策について記載した一冊だった。仕事で役立つ記載が複数あり非常に参考になった。2022/01/10

ジュール

6
沢山の企業不祥事の事例を分析。それぞれ特有の事情があるが事例の数が多すぎて一つ一つは少し浅いのでは? ただ独立性の問題は深く分析されており、参考になった。2021/10/16

くらーく

5
どのような人が本書を読むのだろうなあ。まあ、自分は関連する企業の不祥事の事を知りたくて読んだのだけど。 不正する人が悪いのは当然なのだけど、人間には欲があり、倫理観で本能・欲求を抑えられない事もあるだろうからねえ。だからこそ、不正をさせない、すぐに発覚する仕組みが必要なのだろうけど。デジタル化すれば、大方の不正は防げると思うけどねえ。少なくともここ30年程はそれを感じているけど。全ての財務会計処理をデジタル化し、リアルタイムで数値を見られるようにすれば良いのにね。入力も人力ではなくして。まあ、無理だわな。2021/02/27

Junichi Wada

3
企業不正の調査報告書を読むを読んだ。最近も大手証券会社による相場操縦やトラック製造大手の検査不正など企業不正が後を絶たない。本書でも、日産自動車といった大手メーカーから中堅企業まで、不正の種類も不正会計から品質検査の不正と多岐にわたる事例における調査報告書を精査している。個人投資家として投資先企業へのチェックという観点で読んだが、実際そこまで企業を見ることは困難。一方で、不正企業について、再発防止策等企業の本気度を調査報告書から読み解くことは可能なような気がした。2022/11/08

Go Extreme

3
不正構造仮説 ガバナンスとリスクマネジメント 3層ディフェンスラインモデル 経済公害の悪循環 調査発注者面積の法則 企業不正の事例分析:日産自動車 経営者主導の不正会計 子会社での経営不正 マナージャークラスの不正会計 生産部署での不正会計 品質不正 不正防止のチェックポイント:不正防止の考え方 ガバナンスのチェックポイント リスクマネジメントのチェックポイント 調査報告のチェックポイント 調査報告書の監視と盲点 不正防止力を高める社会の仕組み2021/02/09

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