内容説明
エミー賞を2018年には3冠、2019年には4冠と、連続受賞を果たした世界的人気リアリティ・ショー、『クィア・アイ』。その出演者のひとり、美容担当のジョナサン・ヴァン・ネス。番組では輝く笑顔で視聴者に元気をくれる人気者だが、その裏には過酷な半生があった……。アメリカの保守的な町でチアリーディングと女子フィギュアスケートに憧れたゲイの少年が、ファビュラスでゴージャスな現在のジョナサンになるまでを語る。
目次
第一章 今のわたしを作り上げてきたもの
第二章 ベイビー・ジャック
第三章 ママはスーパーゴージャス!
第四章 少年チアリーダー誕生
第五章 スイミングスクールの“彼”
第六章 堕ちていくわたし
第七章 ヘアスタイリストになってやる!
第八章 ボディ&ソウルメイト
第九章 人生で最悪の夏
第十章 ゲイ・オブ・スローンズ
第十一章 あの子はだれ? ――『クィア・アイ』オーディション
エピローグ ジョナサン・オン・アイス
謝辞
訳者あとがき
付録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
17
Netflixの番組「クイア・アイ」のファブ5、美容担当ジョナサンの自伝。まさに赤裸々、という感じでなにも偽らない正直な語り口で半生を語り、それでも強気なだけじゃなく「まだみんなわたしのこと好き?」とおびえつつ、自分の犯した過ちを告白するジョナサンの言葉はとても私に響きました。もちろん、ジョナサンらしいユーモアもたっぷりあって、楽しい部分もたくさん(私がフィギュアスケート詳しかったらもっと笑っただろうな)、サクセスストーリーでもあり、家族への愛も溢れていて、大変な内容でも読後感は温かい。良かったです。2020/11/25
Yuka
4
大好きな『クィア・アイ』のメンバージョナサンの自伝。 いつも明るくてパワフルで依頼人に自信を持たせる言葉をたくさん発するジョナサンだけど、いじめだったり依存症のリハビリ施設に入ってたりと壮絶な過去を歩んできてる。どこかで挫けてもおかしくなさそうだけど、常に自分自身であり続けることを疑わなかったジョナサンの信念と、過去を乗り越えてきたからこその周囲の人への優しさを感じた。 自分の価値を自分が疑わないことが強さにも優しさにも繋がるんだなと思った。2021/01/23
K
3
常にテンション高くてポジティヴだけがジョナサンとは思っていなかったが、ジョナサンが経験したことを考えたらサヴァイブしただけでも凄いこと。ジョナサンから勇気をもらい、自分を愛することの大切さを教わった。 クィア・アイ見てて思うのは、ジョナサンはすぐ人の長所を見抜く。似合わない格好をしていたらタンと一緒にバッサリ言うけど(笑)ありのままの自分を愛することができるから人の長所をすぐ見つけられるのかな。2020/12/22
sau
3
和訳されるといいんだけどなぁ〜と指をくわえて待ってた! 想像以上に波乱万丈な生活をしてきたジョナサン。でも私たちはジョナサンの明るく天真爛漫なところにいつも励まされている。くどいくらいの体操・フィギュアの例え話、素っ頓狂な例えに何度も笑ってしまった。 2020/9/222020/09/22
swingswimmer
2
リブート版『クィア・アイ』ファブ5の美容担当、ジョナサン・ヴァン・ネスのエッセイ。随一のムードメーカーである一方、カラモに時折「ジーザス」と呼ばれるように、メンバーの中でも特にラディカルな姿勢を持つジョナサンのバックボーンが語られる。性被害、差別、セックスやドラッグへの依存、一進一退のリハビリなどが克明に記されており、随所に登場する女子フィギュアスケート・体操にまつわる記述も含め、ジョナサンが自分を受け入れるために絶えず自分や自分に影響しているものを知ろうとしていることがわかるのが印象的だった。2021/06/04
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