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内容説明
地価上昇率6年連続日本一の秘密は何か。
新世界「ニセコ金融資本帝国」に観光消滅の苦境から脱するヒントがある。
富裕層を熟知する著者の知見「ヒトより、カネの動きを見よ!」
ローコスト団体旅行によるインバウンドの隆盛はただの幻想だった。かわりにお金を生むのは、国内に世界屈指のリゾートを作ることだ。平等主義に身も心もとらわれた日本人は、世界のおカネのがどこに向かっているのか、その現実にそろそろ目覚めるべきではないだろうか。
ニセコ歴20年、金融コンサルタントとして富裕層ビジネスを熟知した著者による、新しい地方創生・観光論。バブル崩壊以降、本当にリスクを取ったのは誰だったのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T2y@
44
東急、西武グループが作り、外資が拡充したニセコの遍歴。2030年札幌オリンピックの可能性と、 北海道新幹線の新駅開設等による成長ストーリー。今のうちに行っておかないと、どんどん手が届かない地になると感じさせられるニセコの未来。 2021/11/17
RmB
17
ニセコに投資が継続している一方、夕張のマウント・レースイスキー場は破産と道内で明暗がくっきりとわかれている。「新幹線」、「高速道路」、これらには特に目新しさはないが、札幌と新千歳空港、そしてニセコ、倶知安を含む石狩、後志が一つのエリアになる点が投資を呼び込んでいるのだと思う。今後、北海道を発展させるには、シベリア、サハリンといった地域にも目を向けていく必要がある。本州方面を主に見ているようでは、今までと何も変わらない。知事には地方自治体の首長だけではなく大統領的視点を持ってほしいです。2021/02/05
wiki
17
「選択と集中」。資本主義の世界に生きる上では富裕層ビジネスはまず間違いない選択であるし、集中投資すべき事はよくわかる。だが裏に捨てられ、無視されるところはどうなるのか。富裕層ビジネスで有り余るお金を投資し更に富を拡大する人がいる一方で、明日食うや食わずの人がいる。どうもそちらが見えて本筋に目が行きにくかった。富裕層が儲かれば以下はおこぼれが得られるとの理論は、事実といえるのか?汚れていると知っていて、その水を飲む以外にないような状況に感じた。ビジネスに携わるものとして、今はこの仕組みを利用する以外にない。2021/01/13
みみりん
9
ニセコは遥か昔スキーに行っただけだったが息子が転勤で倶知安町に住んでいたのでグリーンシーズンに再訪して羊蹄山の美しい眺めに癒されました。環境と住民に配慮して開発されるのなら海外資本でも良いかと思った。大金をかけたら施設であれば世界の富裕層は更に価値のあるものにしてくれるでしょう。スイスのように街そのものが美しいところになれば良いのに。自然に恵まれた場所が環境にも配慮してもっと洗練されていってほしい。2022/08/28
スミノフ
7
ニセコの発展の歴史と、2000年代以降のお金の流入の経緯を知ることができました。 課題は多々ありますが、日本人のウィンタースポーツ離れが進む中、1つのヒントになることは間違いなさそうです。2023/10/07
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