日本経済新聞出版<br> 経営者こそ投資家である 企業価値創造のためのキャピタル・アロケーション

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日本経済新聞出版
経営者こそ投資家である 企業価値創造のためのキャピタル・アロケーション

  • 著者名:手島直樹【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 日経BP(2020/12発売)
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  • ISBN:9784532323738

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内容説明

余計なプライドを捨て「キャッシュ創出マシーン」になりきれるか?
経営をお金の視点から見ることではじめてわかる企業価値創造のプロセス。

本書は「キャッシュ創出マシーン」への変身プロセスを「経営者こそ投資家である」という視点に立ち、特にキャピタルアロケーションにフォーカスを当て、国内外の事例とともに解説する。キャピタルアロケーションは、バフェット氏がその重要性を説いた影響もあり、一部関係者の間では既に関心が高い。日本でもコーポレートガバナンスコードに関連する記述があり、経営資源としてのお金の配分(=キャピタルアロケーション)への関心も高まりつつある。また、事業ポートフォリオの見直しによるキャピタルアロケーションの変更への投資家の関心も高まり、アクティビストを中心に、再投資ではなく資本還元へのキャピタルアロケーションの引き上げへの要求も増えている。ファイナンス研究の第一人者が、ESGを含む最新動向にまで目配りをしながら、そうした状況を踏まえ解説する最新の実践の書である。

目次

序章 コロナ・ショックが企業価値創造を「正常化」させる

第1章 キャピタル・マネジメントの全体像――お金の「やりくり」が企業価値創造のカギとなる

第2章 投資へのキャピタル・アロケーション――投資こそ企業価値創造の源泉である

第3章 資本還元へのキャピタル・アロケーション――規律ある資本還元が資本コストを低下させる

第4章 ファイナンス--キャピタル・マネジメントの起点はファイナンスである

第5章 M&A--成長や組織能力を買う「攻め」の事業ポートフォリオ・マネジメント

第6章 事業売却--「引き算」で価値を創造する事業ポートフォリオ・マネジメント

終章 企業価値創造実践のためのチェックリスト--7つのチェックリストを実行し、企業価値を創造する

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てつJapan

12
ファイナンスの基礎がない状態で読んだので、とてもハードルが高かったです。各企業の活動を多数ケーススタディーとして取り上げており、しっかりした良書であるような気はします。2021/04/10

くらーく

2
まあ、その通りですね。しかも、企業経営者は、ペーパーマネーだけでなく、事業を伸ばしたり作ったりするための投資がメインだし。土地・建物などの不動産、機械設備やシステム、さらに人。非常に幅広いよねえ。自ら投資家であり、株主へは、リターンをしないといけないと。大変ですなあ。 記憶に残っているのは、配当はやめて、自社株買いで株主還元する流れ、かな。配当はチビチビと額を上げていくと。確かにバークシャーは配当していないし、花王はチビチビですなあ。でも、日本の経営者のほとんどはノーリスクハイリターンだよねえ。2021/03/16

Go Extreme

2
コロナ・ショックが企業価値創造を正常化:企業価値が評価基準の主役 効率性追求は終る 危機を機会に過去をリセット キャピタル・マネジメント:お金のやりくり能力 キャピタル・アロケーション 投資へのキャピタル・アロケーション:企業価値創造のパラダイムシフト 金余りの時代の投資判断 経営者=ポートフォリオ・マネージャー 資本還元へのキャピタル・アロケーション:自社株買いは株主還元の主役 株主還元のディスクロージャー ファイナンス:2つの役割 M&A:成長や組織能力を買う 事業売却 チェックリスト2021/02/21

sho

2
四六判、縦書きの日本経済新聞社の経営書ということで、タイトルも相まって、読み物的な内容をイメージしてしまったが、予想に反して、投資や資本還元、ファイナンスやM&A・事業売却という多岐にわたる経営戦略のカネ的な側面を概観する、非常に読み応えのある内容だった。企業の事例や調査結果も多数盛り込まれており、説得力も十分で、繰り返し読み込みたい。気になる点をしいて言えば、バフェットの発言を異常な頻度で引用していることと、「海外」事例が米国の調査に偏っていることだが、本書の読み応えに比べれば軽微な点と思われる。2021/01/24

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