宝島社文庫<br> 警視庁特任捜査官グール 公安のエス

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宝島社文庫
警視庁特任捜査官グール 公安のエス

  • 著者名:鷹樹烏介【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 特価 ¥577(本体¥525)
  • 宝島社(2021/01発売)
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  • ISBN:9784299012456

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内容説明

世界伝染病学会の臨時総会が東京で開催されることになり、複数の国際テロ組織が犯行予告声明を出す事態が発生。中でも注目されたのは、「三日月の剣」と呼ばれる新興のバイオテロ組織だった。通常の捜査の手が届かない巨悪に対し、超法規的手段で立ち向かう警察内非公式組織「互助会」は、公安外事二課と協力し、テロ部隊の事前壊滅に動き出す――。偽装殉職によって「死人」となった元警官たちが、通常の捜査では摘発できない巨悪を追い詰める! 大人気「互助会」シリーズ第2弾です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ずっきん

82
B級エンタメ(褒めてます)を読むならば、好みのディテールがどれほど詰まっているかが、ものさしになる。アンゴラで切り捨てられた中国の工作員。公安に潜む裏切り者。大量破壊兵器を巡り、各国諜報部が東京に集結する。銃撃戦に肉弾戦の緊迫感とリアリティ。『好き』がパンパンである。なんてったって、キャラバッキバキに立った伊藤くん。信じてた。あんたが立つの信じてたよ!中盤からの怒濤、痺れる最終章。サブタイトルはもう『ランヤードリング』でいいと思う。いつもながら、着地とエピローグは抜群に巧い。ああ、面白かった。続編を待つ。2021/01/11

えみ

49
目的のためなら嬉々として法に背く振舞いをするダークヒーロー見参!時に暴力、更には命さえ奪う事だって辞さない。この世の表社会から存在を抹消されて「死人」となった元警察官たちがバイオテロ組織集団を相手に大暴れする第二弾。ここまで振り切った極悪非道と、同じ悪でも正義のために身を賭して悪に染まってしまった者たちの普通じゃない精神が事件を追う中で克明に描かれている。只者じゃない奴らの只事じゃない事件。ここまで来たらこれしかない結末を楽しむ一冊。著者・鷹樹烏介だからこそ描ける世界。異色警察小説を存分に味わった。2021/01/12

momi

41
シリーズ第2弾!!警察や公安が手を出せない案件を非公式組織「互助会」のメンバーが悪に挑む!!「死人」となった彼らには法はなく…何の躊躇いもなくバンバン悪に立ち向かっていく…その姿は影があるのに爽快!!第1弾よりダークヒローものとして確立はしてきたけど…もうちょっとスッキリまとまっていた方が読みやすいのに…と感じました。2021/01/28

Junichi Yamaguchi

25
『俺の感情など、今は必要ない』… シリーズ2作目。 痛快ダークヒーローここにあり。 綱渡りな心と躍動する身体。 次巻も楽しみで仕方がない。。2021/03/31

21
「良い警察官」が悪意に潰される前に拾い上げられれば良いのに…(⁠˘⁠・⁠_⁠・⁠˘⁠) そんなモンモン派ありつつ、今回も面白く読ませていただきました。2022/11/06

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