NHK出版新書<br> 渋沢栄一 「論語と算盤」の思想入門

個数:1
紙書籍版価格
¥935
  • 電子書籍
  • Reader

NHK出版新書
渋沢栄一 「論語と算盤」の思想入門

  • 著者名:守屋淳
  • 価格 ¥891(本体¥810)
  • NHK出版(2020/12発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784140886410

ファイル: /

内容説明

2021年大河ドラマの主人公・渋沢栄一の生涯と思想が分かる!

挫折と変転を繰り返し、一見矛盾に満ちた渋沢の生涯。その奥にある一貫した行動原理とは何か。「論語」の独自解釈から生み出された思想を、大ベストセラー『現代語訳 論語と算盤』の守屋淳が、わかりやすく解説する。「論語」と「算盤」という対極の意味から、答えのない時代に生きるヒントが見えてくる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほりん

30
渋沢栄一の生涯、行動原理、なぜ「論語と算盤」なのかなど。渋沢は、農民から武士となり、役人、実業家へと、転進する。表面だけ見ると彼の人生はバラバラだ。しかしその芯には、「公益」のためという高い理念があった。1つの事業を始めるとき、「儲かるか」ではなく「国・社会にとって必要か」をまず考え、必要なら投資をして利益が出るまで支える。そのようにして何百もの会社を作った。社会事業にも取り組んだ。独裁を嫌い、対極の要素をバランスよく包含する広さを持ち続けた。高潔で柔軟な人物。心から尊敬する。2021/06/01

KF

11
「やっと読み終えて開放してもらえる」感覚です。幕末から近代に色々な立場で活躍している偉人なので、この作者とは別の視点で読んでみたい、とは感じました。立場、場面が豊富であり、人生のどの部分を描写しても読み物としてはかなり楽しめそうです。が、「論語と算盤」を含め、どうにも読み応えに不満。どうしても「こう述べています」「こういう解説があります」という書き方が多く、気に障る感じがしました。本人は主張しているのでしょうが、違和感を感じて読むと「人の論を使って代筆しているのか?」と感じざるを得ませんでした。2023/06/24

mikoto_oji

3
大河ドラマと渋沢ゆかりの地の近所にいることから、渋沢栄一を知ろうと考え始めました。いままでなんとなくスゴい人で終わらせてたのが、本当に申し訳ないです。幅広い知識を持ち、偏見を持たず、差別をせず。今こそ渋沢を学ぶべきに思います。2021/05/26

たかましや

3
より良い国を造るというぶれない強い志と、それを実践する気概と実行力、その過程における柔軟性。渋沢栄一なくして今の日本なし。どうやら最近は、『論語』を笠に着た『算盤』に傾倒した者や、『算盤』抜きに『論語』だけを語る者が多い気がする。その意味では、我々は、渋沢氏のような、それらをバランシングする能力を磨かねばならないと思う。2021/05/08

Noshiko

3
なぜ学生のときに渋沢栄一の勉強をしてこなかったのだろう…!というぐらい感化されました。就活前に読んでたら人生変わってたかとおもいます。2021/05/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16966342
  • ご注意事項