内容説明
クリスマス・イヴの夜,けちで気むずかしいスクルージの前に現れた3人の幽霊は,過去・現在・未来を見せてくれたのですが….19世紀イギリスの作家ディケンズによる古典的作品.
目次
もくじ┴第一章 マーレイの幽霊┴第二章 第一の幽霊┴第三章 第二の幽霊┴第四章 最後の幽霊┴第五章 むすび┴訳者あとがき┴さし絵 ジョン・リーチ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
63
あらためて、児童書で読んで感動しました。スクルージが幽霊に見せられた現在過去、未来によって心を入れ換え、ボブに繋がるとは、予想外でした。「クリスマスおめでとう。神様のお恵みがみーんな全部にありますように!」なんて優しくて素敵な言葉なんでしょう。後世に残すべき名作ですね。2016/12/22
翔(かける)
43
新年1冊めは、季節はずれのクリスマスなこちら(笑)。25日のために借りてたのに、年を越してしまいました。いつ読んでも人を思いやる大切さを教えてくれる本。お金も時間も他人のためにビタ一文使いたくない資産家・スクルージ。クリスマスの日に、過去・現在・未来の精霊たちに連れられ、愛の大事さを教わります。子どもの頃は「スクルージってなんて嫌な奴なんだ!」と他人事で読めましたが、大人になった今は誰でもスクルージになりうることを知っているので、自分への教訓として読んでいました。spirits=幽霊たちと訳されています。2018/01/02
いちろく
36
図書館のクリスマスコーナーにて。タイトルはよく聞くけれど未読だった作品。サンタクロースもツリーも出てこない、と思った理由はあとがきを読み納得。1人の男の改心の物語。こんなクリスマスの話も悪く無い。2015/12/06
たまきら
34
小学生~。みんなが大好きなクリスマスなのになあ…と不思議に思った、楽しいお話です。今思えば、宗教などイギリスの背景を知らなくてもあれだけ楽しめたのは訳もとてもわかりやすかったからなんだろうなあ。映画も好きです。2025/05/19
シュシュ
30
ディケンズを初めて読んだ。後半から、結末は予想できそうになったが、細部の描写が面白くて一気に読んだ。19世紀のイギリスの物語なのに、今の私たちの国にも充分通じる格差の社会背景だと思う。脇さんの訳のせいか、読みやすかった。高学年でも読めそう。「神様のお恵みが、みーんなぜんぶにありますように」2016/01/02
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