岩波少年文庫 奇岩城

著者名：モーリス・ルブラン/榊原晃三

岩波書店（2020/12発売）

• ISBN：9784001145274

内容説明

ある城館で起きた殺人事件に巻きこまれた高校生ボートルレ．彼はその天才的な推理力を発揮して，犯人を追いつめていくと同時に，紙片に書かれた暗号文の解読に成功．歴代フランス王家の財宝の隠し場所であり，また怪盗ルパンの本拠地でもある奇岩城の場所をつきとめたのだった．ルパン・シリーズ中の最高傑作といわれる長編．[改版]

目次

1　銃声┴2　高校生イジドール・ボートルレ┴3　死体┴4　対決┴5　追跡┴6　歴史上の秘密┴7　エギーユ論┴8　シーザーからルパンまで┴9　ひらけ、ゴマ！┴10　フランス王家の財宝┴訳者あとがき┴さし絵　岩淵慶造

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[BECHA☆]

フランスの隠された財宝の謎と高校生イジドール・ボートルレの名推理とルパンの純情。

2019/01/02

[ねちゃぴん]

しょうがないんだけど、ルパンに出てくるホームズの小物っぷりがなんかいやん。（原作でははっきり「ホームズ」だとは書かれてないらしいけどね）

2011/12/15

[SntMse]

モーリス・ルブラン作の本を読むのは今回で初めて。昔から語り継がれているだけあり、面白かったです。ルパン三世しか知らなかった私には、ルパンの一世がいることを知ることから大発見でした。

2017/04/15

[真尋]

主人公の初登場が○ページ目という神出鬼没な大怪盗。児童書に部類されているけれど大人向きな内容だなーと印象を受けた。そして終盤で明かされるトリックが全く理解できない読者の自分ｗ 児童書向けなので探偵はホームズ名義。これを読んだホームズシリーズ未読な子供がホームズに悪印象を持たないといいんだけど。

2014/11/27

[おだまん]

あのころのわくわく感をもう一度。

2009/07/19