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内容説明
日本の古典に題材をとった「鼻」「羅生門」「芋粥」をはじめ,「魔術」「トロッコ」など,さまざまな人の心をするどく描き,独特な世界をくりひろげた芥川の短篇を収める.
目次
もくじ┴蜘蛛の糸┴魔術┴杜子春┴犬と笛┴トロッコ┴仙人┴羅生門┴鼻┴芋粥┴幻灯┴蜜柑┴侏儒の言葉┴解説 二つの「杜子春」 立間祥介┴カット 岸弘子
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
54
たま-に、読みたくなる。思い出したが、小6の時に「トロッコ」を読んで、退屈で面白さが理解できなかったのが、懐かしい。今読むと味わい深く感じる。不思議だ。これが、芥川文学の魅力でしょうか?また、死ぬまでに数回は読むと思われる。名作揃いでした。2017/06/01
たつや
43
羅生門と杜子春は安定の面白さでした。ただ、未読の作品もあったので楽しく読めました。「芋粥」が少し難解に感じられました。2017/01/05
著者の生き様を学ぶ庵さん
37
岩波少年文庫。小学生の頃から名作に親しんでいれば、もっと読書の幅が広がっていたはず。今頃頑張っています。2016/05/15
はる
13
図書館本。最初に読んだのはどちらだったろう、「杜子春」と「蜘蛛の糸」もっと後で「芋粥」「鼻」「魔術」教科書で「トロッコ」いつも何だか地団太を踏みたくなる落ち着かなさを子ども心に感じたのを憶えている。面白いのに手放しで喜べない、一周回ってもとの所に戻ってしまった妙な切なさ!ところが今回「仙人」にびっくり。紋付姿で青空を踏みながら雲の中に昇りゆく権助の姿の格好良さときたら…。二十年なぁ。2016/11/09
ゲンキ
9
昔小学生だった頃、お寺の和尚さんが芥川龍之介さんの蜘蛛の糸(その当時は作者は知りませんでしたが)の話をみんなに朗読して下さったことを思い出し、自らも読んでみました。感動しましたし、自らの言動について、改めて考えさせられました。正直に生きていこうと‼️2019/04/24