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内容説明
スサノオノミコトの大蛇退治,イナバの白ウサギ,海幸と山幸,ヤマトタケルノミコトの冒険など,日本民族のいぶきをいきいきと伝える有名な神話が,楽しく大らかに語られます.
目次
目次┴1 天の国と地の底の国┴2 天の岩屋┴3 八またの大蛇┴4 オオクニヌシノ神の冒険┴5 海から来た小人┴6 高天原のお使いたち┴7 朝日のさす国┴8 海幸と山幸┴9 東への道┴10 七人の少女┴11 四道将軍┴12 口をきかない御子┴13 ヤマトタケルノ命の冒険┴14 オキナガタラシ姫┴15 カニの歌 剣の歌 酒の歌┴16 宇治の渡し守┴17 赤い玉┴18 春の神と秋の神┴19 仁徳天皇とそのお后たち┴20 道をおしえる少女┴21 かなしい兄妹┴22 おさない王子の復讐┴23 おばあさんの歌 トンボの歌 イノシシの歌┴24 舞をまうふたりの少年┴あとがき┴さし絵 吉岡堅二
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
52
どうしても、聖書と比較してしまうが、古事記はやはり日本的ですね。「天の国と地の底の国」は違和感あり。でも、有名な天の岩屋やヤマタノオロチ、ヤマトタケルノミコトの冒険は読み物として、純粋に面白かったです。児童書がゆえに読みやすく面白かったです。温故知新。古いものに触れるのも良いものですね。2016/12/21
みつ
33
『古事記』を読むのは、池澤夏樹訳の河出書房新社版「日本文学全集」以来。今回は、父である福永武彦の岩波ジュニア新書版。「訳」ではなく「作」としているだけに、相当の抜粋。中学以上の読者を想定しているだけに、池澤訳のような露骨な描写は避けているものの、それでも神話時代のスサノオの行状などは結構派手な様子が分かる。神話の中からいつの間にか天皇が登場するのは、やはり不思議な感覚。なお、コノハナサクヤ姫とイワナガヒメのエピソードの後「今にいたるまで、代々の天皇の命は、長くはない」(p81)というが、神話からは疑問符。2024/01/25
Riopapa
15
読みやすいが、後半は内容が知らない話ばかりのせいか、すっと頭に入ってこなかった。結構、人が殺される。2018/02/17
おはなし会 芽ぶっく
12
記入漏れ。日本で一番古い歴史書。ストーリー重視で読みやすくなっている。2020/02/24
takumi
12
日本古来の価値観の勉強なります! 日本の神の国と呼ばれる原点的な本です!2016/03/04