岩波少年文庫<br> 古事記物語

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岩波少年文庫
古事記物語

  • 著者名:福永武彦
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 岩波書店(2020/12発売)
  • 夏を先取り!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784001145083

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内容説明

スサノオノミコトの大蛇退治,イナバの白ウサギ,海幸と山幸,ヤマトタケルノミコトの冒険など,日本民族のいぶきをいきいきと伝える有名な神話が,楽しく大らかに語られます.

目次

目次┴1 天の国と地の底の国┴2 天の岩屋┴3 八またの大蛇┴4 オオクニヌシノ神の冒険┴5 海から来た小人┴6 高天原のお使いたち┴7 朝日のさす国┴8 海幸と山幸┴9 東への道┴10 七人の少女┴11 四道将軍┴12 口をきかない御子┴13 ヤマトタケルノ命の冒険┴14 オキナガタラシ姫┴15 カニの歌 剣の歌 酒の歌┴16 宇治の渡し守┴17 赤い玉┴18 春の神と秋の神┴19 仁徳天皇とそのお后たち┴20 道をおしえる少女┴21 かなしい兄妹┴22 おさない王子の復讐┴23 おばあさんの歌 トンボの歌 イノシシの歌┴24 舞をまうふたりの少年┴あとがき┴さし絵 吉岡堅二

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たつや

53
どうしても、聖書と比較してしまうが、古事記はやはり日本的ですね。「天の国と地の底の国」は違和感あり。でも、有名な天の岩屋やヤマタノオロチ、ヤマトタケルノミコトの冒険は読み物として、純粋に面白かったです。児童書がゆえに読みやすく面白かったです。温故知新。古いものに触れるのも良いものですね。2016/12/21

NAO

46
子ども向けの『古事記』物語は神話時代で終わっているものが多いが、この本は『古事記』全編を読みやすくしたものて、国生みの神話から始まる神話時代のみならず、神武天皇の東征、ヤマトタケルの物語、神功皇后の新羅遠征、仁徳天皇のエピソードと、初期の天皇の活躍が記されている。これらの時代は天皇の時代になったとはいえまだまだ神話的要素が強い話が多く子どもでもおもしろく読めると思う。

みつ

36
『古事記』を読むのは、池澤夏樹訳の河出書房新社版「日本文学全集」以来。今回は、父である福永武彦の岩波ジュニア新書版。「訳」ではなく「作」としているだけに、相当の抜粋。中学以上の読者を想定しているだけに、池澤訳のような露骨な描写は避けているものの、それでも神話時代のスサノオの行状などは結構派手な様子が分かる。神話の中からいつの間にか天皇が登場するのは、やはり不思議な感覚。なお、コノハナサクヤ姫とイワナガヒメのエピソードの後「今にいたるまで、代々の天皇の命は、長くはない」(p81)というが、神話からは疑問符。2024/01/25

Riopapa

16
読みやすいが、後半は内容が知らない話ばかりのせいか、すっと頭に入ってこなかった。結構、人が殺される。2018/02/17

渡辺(読書/散歩)

13
少年少女向けの文章、物語をラストまでカバーしてるという点で古事記導入本としておすすめです。小学生には難しいかもしれないので、どちらかといえば中高生向け。物語性の強い神話パートから一転、後半は骨肉相食むどろどろの皇位継承話が多くなります。加えて覚えにくくややこしいうえに出番の少ない人物の名前が増えます。それでも不思議で意味深な出来事を集めたショートショートのような面白さがあるのはさすが。あと全編通して古代日本、神話の時代の世界観が素晴らしいです。https://book-attic.com/kojiki-22024/05/25

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