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内容説明
気まぐれな女王が真冬に4月の花マツユキソウをほしいといいだし,国じゅう大さわぎ,継母の言いつけで吹雪の森に分け入った少女は,12の月の精たちに出会います.有名な児童劇.
目次
もくじ┴第一幕┴第一場 冬の森┴第二場 ご殿の女王の教室┴第三場 老婆の家┴第二幕 ┴第一場 森の中┴第二場 老婆の家┴第三幕┴第一場 ご殿の広間┴第二場 老婆の家┴第四幕┴第一場 森の中┴第二場 森の中の雪におおわれたみずうみ┴第三場 森の中の空地┴訳者あとがき┴さし絵 ル ーラ・ブブノー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
涼
63
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/01/post-84f899.html 舞台を観てみたいものです2023/01/31
NAO
62
再読。深い森を舞台に、親のいない二人の少女と12の月の精の触れ合いを描いたロシアの子ども向け戯曲。ままむすめと12の月の精との再会のシーンがとにかく劇的。自然の摂理の厳しさと奥深さを知り、優しくけなげなままむすめを知って、王女がよき為政者になりますように。2025/01/12
NAO
61
辛い生活の中でも明るさを失わないままむすめやお城の兵士は、厳しいロシアの冬の自然の中で、自然に寄り添って健気に生きている。その一方で、わがままな女王や継母、姉むすめなど利己的な人々は、自分の身近な自然に目を向けようともしない。真冬の森で行われる十二の月の妖精たちによる新年の神秘的かつ幻想的儀式に出会ったことで、大きく変わっていくままむすめの運命。子ども向けの戯曲だけれど、大自然の神秘と自然との深く関わって生きることの大切さが詩情豊かに描かれていて、毎年年の瀬に読み返したくなる。2016/12/31
なる
59
冬に凍えるわがままな女王が求める春のまつゆき草。主人公の少女は継母の命ずるままに極寒の森へまつゆき草を探し求めに。春の花が咲いているわけもなく、途方にくれていたところ出逢った12人の精。彼らはそれぞれの月を司る森の精霊で、少女の日頃からの行いを見て、協力してくれることになる、という話。このタイトルは秀逸。ユダヤ人だった彼は祖国ロシアにおいて複雑な環境で育ったにも関わらずロシアを代表する児童文学者となった。このタイミングだから手に取ったわけではないのだけれど、芸術に国境も人種もないことを信じたい。2022/06/05
たつや
53
戯曲は読みなれるのに時間がかかる場合が多いけれど、児童書のおかげか?すらすら読めた。女王に振り回される人々が美しく描かれる。やはり、真面目に働けば最後は報われると言う良い話し。森に行きたい。2017/01/15
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