岩波少年文庫<br> ながいながいペンギンの話

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岩波少年文庫
ながいながいペンギンの話

  • 著者名:いぬいとみこ/大友康夫
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 岩波書店(2020/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784001140033

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内容説明

南極大陸をふき荒れる,その冬最後の雪嵐のなかでペンギンのたまごが2つかえりました.ルルとキキ兄弟は生まれたばかりだというのに元気いっぱい.両親のるすにこっそり家をぬけだして….楽天的で冒険好きな活力にあふれる主人公たちは,1957年の刊行以来,日本の幼年文学の代表として,幼い読者に受け入れられてきました.

目次

もくじ┴第一のおはなし┴くしゃみのルルと さむがりやのキキ┴第二のおはなし┴ルルとキキの うみのぼうけん┴第三のおはなし┴さようなら さようなら にんげんさん!┴あとがき┴おわりにもうひとこと

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たつや

62
読んでよかった。相当昔に書かれているのに、当時は今ほど映像も少なかっただろうに、目の前でルルとキキが動き回っているように書かれた本作は同人誌から始まった。あとがきも読んで、更に奥行きが広がり、好きな作品になりました。時間を置いて再読したい。児童書はバカにできない。2017/01/31

ぼりちゃん

23
「ペンギンのルルが強かった。弟のキキはかわいい。クジラのガイは楽しい。僕もガイの背中に乗ってみたい。クジラの背中はあぶらでつるつるしてるらしい。僕も水泳教室がんばって泳げるようになってルルたちと勝負したい」8歳  いぬいとみこさんのあとがきが大変興味深かった。同人誌から始まったという本作品。佐藤さとる(暁)さん、大村李枝子さんも同人誌から。子どもの文化がまだまだ乏しかった時代、作品が本になることなど考えもできなかった時代。楽しく奥の深い子どもの世界を…と願い続けてくださった方々に感謝を申しあげます。2023/07/14

混沌工房

19
タイトルは知っているが読んだことなかった児童文学。ここ数年ペンギンのキャラクターものにはまっているので、なんとなく借りてみた。まったりのんびりしたペンギンライフではなく、寒いしお腹すくし、食うか食われるかのけっこうシビアな世界。登場するペンギンの兄弟ルルとキキはアデリーペンギン。アデリーペンギンってSUICAペンギンだよね。ペンギンの生態にも軽くふれられてて、これは子どもへ読み聞かせすべき本だったわーといまさらながら後悔。2025/04/14

たぬ

15
☆3.5 アデリーかわいい(#^^#)ペンギンの中でも断トツで好きなデザインなのよね。特に目の周りの白フチがたまらん♪(現在科博で絶賛開催中の特別展「鳥」? 当然行きましたとも) 10歳前後で読んだ時はちびっ子ペンギンの冒険物語にハラハラわくわくしたものです。今再読してみると、これって人間にすると興味の赴くままに危険な場所にも行ってしまう4歳児→そんなん俺とっくにできるしwとイキり倒している中1だなあと。んで初版が1957年と知ってびっくり。70年近くも前じゃん!2024/11/30

刹那

15
続きが読みたくなる感じで終わりましたね✩4年生推薦図書。次男が読み終わったのでそれから私が読みました✩2016/12/02

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