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内容説明
“忖度抜き”で「２ちゃんねる」創設者が語りつくす――“知らないほうが幸せ”かもしれない衝撃の真実「日本は平等な社会？」→NO! 「〇〇〇〇」だけが得をする「働き方改革はうまくいく？」→NO! 会社も個人も得をしない「〇〇主義」「努力すれば報われる？」→NO! 大事なのは「〇〇」と「〇〇」「投票に行けば政治は変わる？」→NO! 「〇〇〇」重視の政策は変わらない「炎上は多数派の意見？」→NO! 書き込んでいるのはたった「〇％」本書では「社会・仕事・教育・政治・人間関係」という５つのテーマについて「正しい情報」にもとづいた真実を明かしていきます。なかには「そんなこと知りたくなかった」というものもあるでしょう。でも、そうした「不都合な真実」から目を背けないことではじめて、「正しい思考」ができるようになるのです。 ――著者
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
breguet4194q
154
期待してしまった面もありますが、本の題名からして、もっと辛辣なことが書いてあるかと思いました。およそ統計的な内容はわかりますが、数字の捉え方次第で評価も変わるので、１００%賛同はできません。ただ組織の仕組みなど、なるほどと思う部分も散見されて面白かったです。後書きに、内容を鵜呑みにせずに調べる癖をつける事を主張してます。自分が書いた内容に自信を持つ反面、読者に内容を確認するよう啓発する謙虚な姿勢は、非常に好感が持てますね。2022/11/22
ゼロ
110
社会・仕事・教育・政治・人間関係という5つのテーマについて、ひろゆきが語る本。表題ほどの過激さはなく、表題ほどの分析力もない。社会情勢について、社会人であれば感じていることを言語化している。それを口にしているから、著者は評価されているのでしょう。著者の意見をそのまま鵜呑みにするのは良くないと、後書きにも書いてありました。この情報を持ち、今後の日本はどんな社会になるのか。考えるには良いきっかけになるでしょう。文字も大きくて、すぐに読めます。ガラパゴス化し、高齢化社会の日本の未来はどうなる。2022/07/30
かずー
83
意見をぶつけ合うためには正しい知識が必要であるという背景に基づき世の中の真実を明らかにしてくれる。コロナ禍で満員電車について指摘するマスコミがいないのは国や大企業への忖度からではないかという意見に共感した。社会、仕事、教育、政治、人間関係と幅広く世の中の真実を知ることができた。2021/05/17
竹城 俊之介
76
やはり面白い事この上ないひろゆきさんの話。情報が溢れまくる時代、情報の真贋を見分ける能力がないと真っ当に思考する事もできません。 高齢化の進行した日本では、選挙しても若者の意見は通らず、社会保障の恩恵を受ける中高年世代の意見しか通らないってのはヤバいです。世代間の分断とか言ってる場合じゃない。「俺達が世の中変えなきゃ始まらんぜ中高年！」って話ですよ。 厳しい状況を感じざるを得ない日本のミライ。でも気づきと思考の先にしか希望はない。終盤の無痛分娩と液体ミルクの話とか全然知らなかった。無知こそが最も恐ろしい。2023/04/16
そら
67
今の(2020年なので状況は更に変わっているが)リアルな日本の現状を、様々なデータを示しながら非常に解りやすく書かれていた。不安を煽るのではなく、タイトル通り真実を冷静に伝えている。安い国ニッポンは最近メディアでも頻繁に取り上げられている。社会、仕事、教育、政治、人間関係の章に分かれ、日本の問題点がよく解る。とても面白かったし、スッキリした。だが、解決への希望は乏しく、現状理解の視点だ。自分が苦労したから若い者も苦労するべき的な根性論が消え行くのはあと何十年後なのだろうか？見届けてみたいものだ。2022/04/11
