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内容説明
今、月を目指す国や民間企業が世界で続々と現れている。1969年に初めて月に人類を送り込んだアメリカも、2020年代半ばに女性宇宙飛行士を月に立たせるという「アルテミス計画」を発表し話題を呼んだ。2007年に月大型周回探査機セレーネ(かぐや)を打ち上げ、21世紀の月探査の口火を切った日本はどうか。日本の月探査計画に携わり「月の縦孔の発見」で世界的に知られる著者が、月に関わる探査や発見のスリリングな舞台裏を綴る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大先生
12
月に人類が降り立ってから約50年。今、再び人類が月を目指しているという内容です。月に水はあるのか?(多分少ない)、月に溶岩チューブ(洞窟みたいなもの)はあるのか?(多分ある)等について熱く語られています。著者は、人類が月に基地を造るのであれば気温差・放射線量の少ない溶岩チューブ内が最適ではないかと考えているようです。非常に興味深く面白い本でしたが、最後は宇宙研究に予算をつけることに対する理解を求める内容。実用性のある研究以外には予算がつきにくいという理系研究者の切実な状況が伝わってきます(汗)2021/12/23
merci
2
☆☆月探索の歴史とかぐやの奮闘記。2023/07/04
takucyan1103
2
【IG図書館】未来の人々が過去を振り返るとき、21世紀はどのような時代だったと思うでしょうか。2021/03/06
なおたか
2
月で活動するために活用できそうな溶岩チューブの話は以前ニュースで観たが、詳しく解説されていてわかりやすかった。 写真も鮮明で、竪穴の露頭に見える断層の様子などわくわくする。 宇宙開発では目的や費用とのせめぎ合いがあるが、その苦労も伺える。2021/02/15
リットン
1
素人的には月に水がちょこっとあろうがなかろうがどっちでもいいが、月の地下に空洞があるかもというのはロマンがあるなあと思った。一般人もが、おぉ、と思うような写真がいつか取れるといいのになあと思う。アメリカがアポロ計画を進めていた時代が「あの頃」になり、現代はそれに比べ閉塞感があるのだろうと感じる(実際のあの頃の空気感は知らないが)。発見自体が直接いまの人類に利がなくとも、新たな時代に向けて前進している空気感を生み出すというのは社会全体に対して大きな意味があるのかもしれないなと、感じた2021/01/09
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