内容説明
敗戦史観、マルクス史観、東京裁判史観、自虐史観で歪められた「日本の正しい歴史」を取り戻すための一冊。本当の歴史通になろう。宮崎正弘の歴史レクチャー開講。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
depo
3
図書館本。学校では習わなかった事柄で、新鮮だった。ただ幾つか誤植や勘違いがあるのが気になった。例えば、元寇で蒙古は李氏朝鮮に命じて船を作らせたという。李氏朝鮮ではなく高麗である。また島原の乱を鎮めたのは知恵伊豆といわれた松平定信だという。知恵伊豆は正しいが、知恵伊豆とは松平信綱である。偏った歴史観を批判しているのは面白かったが、それだからこそ間違っては欲しくなかった。他10箇所くらい誤植を見つけた。連絡したいが連絡先が分からない。2021/02/17
nemuo
2
なんだろう、いろいろ文献とか紹介されているのになぜか胡散臭く感じる。主張する解説は別に嫌いではないが、論拠が薄く感じるせいかな。ものすっごく歴史大好きな素人が書いた本みたいな感じ?2024/08/25
tama-nyan
2
面白かった。知らない事いっぱい。でもその時代にも行けないし、ましてや当事者に会えるわけもなく、真実なんてわかるはずもないんだろうなと思う。ただ日本人であるから日本と日本人を誇りに思いたいというのは間違ってないと思う。そうでない人達のなんと多いことか!残念です。通州事件、尼港事件、は覚えておこう。2021/03/01
カナッパ、ユイッパ
1
(★2.9)今現在、世間一般の日本史観を見直して、日本の歴史を再評価しようとする本書の狙い自体は、共感できます。しかし、二次資料を基にした内容が多く、二次資料として流用しながら根拠を示さずに二次資料の内容を否定するなど、本書に書かれていることには信憑性に問題があるように思います。また、詠まれた和歌を基に歴史を解釈している箇所などは、視点は良いと思いますが、解釈自体が眉唾ですし、他に根拠がなく作者が描くユートピアの感さえうかがえます。。。2021/03/05
Tea
0
フェイクを史実の如く書く歴史小説には要注意。偽書はときとして政治宣伝、陽動作戦、敵の攪乱のために作られる。司馬遼太郎や半藤一利ら所謂「歴史家」の言い分には眉に唾をつけてから読むべきだろう。とあり、フェイクだらけの教育を受けてきた私達は、改めて勉強し直す必要がある。とても参考になった、宮崎正弘氏の著書を又読みたい。2021/09/11
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