講談社文庫<br> 「国境なき医師団」を見に行く

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講談社文庫
「国境なき医師団」を見に行く

  • 著者名:いとうせいこう【著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 講談社(2020/12発売)
  • 処暑の候!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/23)
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  • ISBN:9784065219416

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内容説明

生きることは難しい。けれど人間には仲間がいる。――大地震の傷跡が残るハイチで、中東・アフリカから難民が集まるギリシャの島で、フィリピンのスラムで、南スーダンからの難民が100万人を超えたウガンダの国境地帯で。作家・いとうせいこうが「国境なき医師団」の活動に同行し、世界のリアルな現場を訪ねて描いた傑作ルポルタージュ。日本の小説家がとらえた、「世界の今」と「人間の希望」とは?


生きることは難しい。けれど人間には仲間がいる。――大地震の傷跡が残るハイチで、中東・アフリカから難民が集まるギリシャの難民キャンプで、フィリピンのスラムで、南スーダンからの難民が100万人を超えたウガンダの国境地帯で。作家・いとうせいこうが「国境なき医師団」の活動に同行し、世界のリアルな現場を訪ねて描いた傑作ルポルタージュ。日本の小説家がとらえた「世界の今」と「人間の希望」とは?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

36
一番新しいものを先に読んでしまったのは痛恨のミス。いや~こちら、わかりやすい。先に読むことをお勧めします。現地出発前に「自分しか知りえない単語」を封筒に入れて渡す(誘拐後の安否確認用)というエピソードにはちょっと笑ってしまいました。こういうちょっとしたエピソードがとにかく深い。そして、爆撃という非道な行為を批難し続ける著者と、だからこそより出会った人たちの人間らしさをきちんと描写する姿勢に共感した。死は数字ではない。ことばは重い。2026/08/14

るる

25
著者が、「国境なき医師団(MSF)」の世界各国の活動地へ赴き、その国での活動内容や、現地での滞在生活、活動に従事する人のインタビュー等が綴られた書。どんなに困難な状況下でも現地人のために仲間と共に活動し、「何故 MSFに入ろうと思ったのか?」という問いに答えるスタッフの姿が、眩しいほどにいきいきと描かれていた。月並みですが、戦争なんてなくなって、皆が平和に過ごせる世の中が訪れることを願わずにはいられません。今日も世界のどこかで活動する彼らに、心からの敬意を。続刊もあるようなので読んでみたいと思います。2026/08/05

雲をみるひと

18
国境なき医師団の現場への訪問記。短期間の訪問のようだが、見聞をもとにした作者の思いがよく綴られている。描写は詳しいので現場での医師団の活動状況、内容はよくわかる。作者の文体や文調には好き嫌いが出ると思う。2021/01/23

ヘジン

14
地震後のハイチ、シリア難民が流れ着くギリシャ、南スーダン難民を受け入れるウガンダ等での「国境なき医師団」の活動のレポート。緊急援助だけでなく、フィリピンでは長期にわたってリプロダクティブ・ヘルスケアに従事したりもするとか。医師やスタッフのたゆみない尽力が、ただでさえ厳しい状況に置かれているサバイバー達の心身の健康を支えている。医療行為は無理でも、「自分のできることをして誰かを助ける」というのは私にも、誰でも、誰に対しても、どこにいてもできること。本書の売上の一部は同団体に寄付されるそう。良い本だった。2022/07/22

カイエ

14
感想がどうこうというより、MSF(国境なき医師団)の活動に賛同するかしないか、賛同するなら、次はどう行動するか。そう問いかけられる本でした。少なくとも私にとっては。ほんの僅かですが本日寄付をしました。続刊も買う予定です。2021/01/08

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