内容説明
1970年、文芸誌『文芸』は2度にわたり、当時たびたび芥川賞候補に挙げられていた若手作家5人を集め、「現代作家の条件」「現代作家の課題」と題した座談会を開く。翌年、小田切秀雄に「内向の世代」と呼ばれる彼らは、現代作家に大きな影響を及ぼすことになる。本書は座談会出席者の一人黒井千次氏が、初期作品の中から瑞々しい魅力を放つ中短篇を精選した作品集。収録作家:後藤明生、黒井千次、阿部昭、坂上弘、古井由吉。
目次
まえがき 黒井千次
私的生活 後藤明生
闇の船 黒井千次
鵠沼西海岸 阿部 昭
日日の友 阿部 昭
ある秋の出来事 坂上 弘
円陣を組む女たち 古井由吉



