内容説明
ヨーロッパ近現代史を学びながら、歴史を読み解く視点まで身につく入門書。本書では、現在の世界秩序と直接的に関係している近世ルネサンスから現代までを扱います。そこで提示された18の「歴史の見方」を通して、複雑な世界史をスッキリと本質的に理解することができます。また時代を築いた主人公に注目し、歴史の流れを押さえた、臨場感あふれる解説で、歴史の決定的瞬間を垣間見ることができます。いまにつながる世界史を実感し、現代社会を見る目が養える、これまでなかった世界史教養書!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かまど
31
『ヨーロッパを中心に世界史を学ぶ』 ヨーロッパを主役として、近世以降からの歴史を紹介している一冊です。 現代に直接的に関係しているのが近世以降であるため、ニュースなどと直結して考えることができる出来事もあり、世界史を面白いと思える一冊にあたるのではないでしょうか。 (つづく)2016/02/01
matsu04
23
本書は、若い著者(83年生れ)が主にヨーロッパ近現代史を自身の解釈を交えて語り、特に若い読者(というか受験生)に世界史の面白さを伝えようするテキストのようである。難点はあるにせよ、これからの世代が日本の置かれた現状を正しく認識し、将来に禍根を残さない選択を為すためにも、世界史をしっかりと再確認しておくことが大切であろう。2015/11/10
みかん
22
【図書館本】ルネサンス、大航海時代、産業革命、フランス革命はおもしろかったが、戦後世界については、筆者の偏った見方や、特定の人物に対する思い入れがあってあまり参考にならないかもしれない。それから筆者はEUをどうも過大評価しているし、昨年2016年のイギリスの国民投票でEU離脱が支持され、アメリカではトランプ大統領が誕生したのを見た今は説得力がないし、現実から剥離していると思う。もっとも、本書は2014年発行なので仕方ないだろう。2017/03/19
はる坊
19
再読。改めて読み直してみたら、けっこうドラマチックに、歴史的な出来事について書かれていた。特にフランス革命の記述は著者の気持ちの盛り上がりを感じる。本の内容としては、登場人物が少なめで流れを追うことを重視しており、入門としてはいいと思う。2016/02/10
はる坊
13
「事実は小説より奇なり」歴史っていうのはどんな小説よりも面白く、予想出来ないものだと歴史を知る度に思う。どんな出来事もそれ単体ではありえなく、過去の出来事が必ず影響を与えている。歴史を学ぶとき、この全てが繋がっていく感じがとても快感で、本書はその話の構成がうまく、特に第二次世界大戦の章は、興奮しながら読み進めることが出来た。近現代史を知ることは、今、ひいては将来の世界情勢を理解・予測するうえで大変重要なことで、本書はそれを学ぶために非常に有用な書である。2014/10/09
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