内容説明
世界屈指のプロジェクト型学習を行う米ハイ・テック・ハイ校は低所得層の生徒が約半数だが大学進学率は96%。その教育プログラムを日本に導入した著者による探究の教科書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Moca
18
アメリカで行われているハイ・テク・ハイ制度は「生涯にわたってあなたの人生を豊かにする本当の学びとは何か」という問いに対する向き合い方を認識し、将来に関するキャリアや人種、国籍、ジェンダー等といった個人個人の違いを理解することが大切なのである。 子どもたちが「なぜ」を探究する環境を作るためにそういう教育システムへと生まれ変わる。2021/04/08
ステビア
15
ハイ・テック・ハイの紹介2024/11/02
Moca
15
今、現在、最新技術の開発や沢山の情報が増えてきていることが現状なのである。 そこは成長してきているのだが、学校教育制度はそこそこなのである。 教育内でまだ子供たちが知られていない世界を意識させるには、ハイ・テク・ハイという学校のプロジェクトを計画して、そういった教育を認識する。2021/04/08
かんがく
7
アメリカのハイテックハイという「公正」をモットーにプロジェクト型学習を基本とした特殊なカリキュラムを持つ学校に関する本。教科横断、形成的評価、生徒による批評、地域との協力などの重要性はよくわかったが、具体的な取り組みの内容に関する記述が少なくやや物足りなかった。とりあえず作中で紹介されていた映画を観てみるべきか。2021/08/10
motoryou
4
とかく、「どうやってやるとよいか?」になりがちだけど。 でも、本当はそこではないんだな。何をこそ大切にしたいのか、その核を自分の中で大切にし、その上でそれを目の前の子どもたちと目の前のことをベースに一緒に考えたり活動したり、迷ったり。そんなことを続けられること、なんじゃないかな、と私は感じました。学ぶことを一緒に楽しみたい、そんな感じになります。2021/05/04