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内容説明
「新型ワクチンは9割効く、ってどういう意味? 」
「ワクチンができれば、もうマスクはしなくていいの? 」
「なんでこんなに速くワクチンができたの? 」
「あれ、インフルエンザワクチンはいまいち効かないですよね? 」
「新型コロナワクチン」の接種開始を前に、その効果とリスクを巡って議論が盛り上がってきました。Twitterで5万人のフォロワーを持つ米国研究機関在籍の若手ウイルス免疫学者、峰宗太郎先生が、対話形式でとっても分かりやすく、そして時には辛辣に、新型コロナと人間の免疫系、そしてワクチンを巡るさまざまな問題について語ります。メディアやネットの情報に踊らされず、パニックを起こさず、冷静に自分の頭で判断するための科学的トピックが満載です。
目次
第1章 新型コロナの基礎知識と振り返り
第2章 治療薬とワクチン、基礎の基礎
第3章 「核酸ワクチン」への期待と不安
第4章 ワクチンとヒトの免疫、基礎の基礎
第5章 新型コロナ対策の「湯加減」
第6章 やっぱり知りたい、PCR検査
第7章「無制限PCR検査」が見せた理解のズレ
第8章 根拠の薄い話に惑わされない思考法
第9章 誰を信じるのか、信じていいのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きみたけ
97
著者は、米国立研究機関博士研究員の峰宗太郎先生と日経ビジネス編集部の山中浩之氏。2020年5月に新型コロナについてインタビューした内容をまとめた対談本。読者の皆さんが情報を能動的に探し行動に落とし込むことを願って書いた一冊。呼吸器感染症の予防は、栄養と睡眠をしっかりとる、咳エチケット、3密を避けるなど極めてシンプル。特に「3密を避ける」は世界的に見ても成功例のひとつ。新型コロナ禍の前で動物実験の成功段階だった核酸ワクチン(mRNAワクチン、DNAワクチン)は、パンデミックで世界的な実験をしてるようなもの。2022/03/23
てつのすけ
68
今年最後の本は、感染拡大が収まらない新型コロナウイルスに関する本にした。 やはり問題は、日々、いい加減な情報を垂れ流しているマスコミだ。そして、その情報を何ら疑うことなく受け入れている者がいることだろう。 本書を読み終え、あらためて自分で考えることの重要性を実感した。2020/12/30
yamatoshiuruhashi
59
新型コロナの情報溢れる今日、テレビをはじめメディアは煽るばかりで責任を取らない。かと言って両論併記するだけでは間違いを垂れ流すことにもなる。そのような中で我々は如何に判断していくか。非常に分かり易い。新型コロナを題材として日経プレミアの記者と疫学専門家の対談形式で、痒い所に手が届くような質問とその応えで成り立っている。この思考経路は新型コロナばかりではなく多くの事象に当てはまる。「考え方」を見直すうえで非常に良い本だと思う。2021/02/03
にゃあ
52
「専門家と一般の人では、同じ言葉でも使っている意味が違う(本文より)」この指摘は今回のコロナに限らずあらゆる場面で気に留めておく必要がありそう。例えば『効く』『検査する』この2つの言葉が最も専門家と一般人の認識が乖離しているというのが本書を読んでいけばわかる。玉石混交の情報を正しく選択するには「誰が言ったか」ではなく「何を言ったか」が大事。その為にも基礎学力というのは大事という、ごく当たり前のことだけど 耳が痛い お話であった。兎にも角にも『明確でわかりやすい断定調』には簡単に飛びつかないこと!2021/01/05
ツン
49
勉強になりました。2021/03/14
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