内容説明
2020年8月、8年近く続いた安倍政権が突如幕を下ろしました。安倍政権下で日本社会はどのような影響を被ったのか。ハーバー・ビジネス・オンラインの気鋭の執筆陣に、経済、労働、教育…など、それぞれの専門分野に起きた出来事を振り返ってもらいます
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小鈴
29
鈴木エイト「安倍政権がもたらされた統一教会との"歪な関係"の弊害」を読みたくて購入。今のところ一番わかりやすい解説。「官房長官時代の2006年5月、UPFが福岡で開催した『祖国郷土還元日本大会』に事務所が祝電を贈った程度で、安倍自身はアプローチを断っていた形跡がある。」(92)。が、その関係が変わるのは第二次安倍政権。統一教会は2007年に霊感商法の印鑑会社がガサ入れ、公安はオウムの次は統一教会と壊滅を目論んでいた。そのため統一教会は、政治家対策を怠っていたとして、安倍政権に近づいた。必読記事!2022/07/12
しゅうと
24
日本人は読んで安倍政権を検証すべき。読んでびっくりの内容でした。2021/06/05
崩紫サロメ
19
安倍政権が日本に残した負の遺産を総括する。2020年11月に刊行さえれたもの。安倍政権は新しい規範を打ち立てるのではなく、機能を停止させ、あらゆる規範が宙づりとなった「例外状態」であったとの指摘(p.24)には納得せざるを得ない。また、刊行当初には最も注目度が低かったであろう鈴木エイト氏の統一教会と安倍政権との癒着。具体的な名前やイベントを挙げての指摘であったのに、ここで言われたことを誠実に受け止めて投票行動に反映した有権者が自分も含めどれだけいたことか、と思うと悔しい。2022/11/15
Akio Kudo
3
★★★★★ 桜を見る会の問題で、逮捕までされかねない現状を見ると功罪の罪が余りにも多い。答弁拒否の多さを調べていて、少し多いと感じる2020/12/11
POWER
1
政治家と統一教会について2022/07/12