SB新書<br> スタンフォードが中高生に教えていること

個数:1
紙書籍版価格
¥990
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

SB新書
スタンフォードが中高生に教えていること

  • 著者名:星友啓【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • SBクリエイティブ(2020/12発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784815607180

ファイル: /

内容説明

米シリコンバレーの中枢にある、スタンフォード大学を知らない人はいない。
しかし、そのスタンフォード100%傘下のオンライン学校が、いま世界で注目されていることを知る人は少ない。それがスタンフォード大学・オンライン・ハイスクールだ。

設立わずか15年ながら、世界30カ国以上に散らばる生徒たちをスタンフォード大、ハーバード大、MITなど名だたるトップ大学に輩出。
オンライン高校であるにもかかわらず、ニューズウィークによる「STEM教育に力を入れる高校ランキング2020」で全米ベスト3、2020年には全米高校ランキング「Niche」の進学校で1位に輝き、いまや全米の親たちが最も子どもを入れたい学校になっている。

このオンライン学校を率いているのが、何と「日本人」の星友啓・校長だ。

同氏は、親や教師が当たり前のようにやっていることが逆に子どもの主体性を奪っているとして、以下の8つの誤った常識に警鐘を鳴らしている。

・【誤った常識1】:成果や能力をほめる
・【誤った常識2】:手取り足取り丁寧に教える
・【誤った常識3】:評判の教材や勉強法で学ばせる
・【誤った常識4】:得意な学習スタイルで学ばせる
・【誤った常識5】:ストレスをさける
・【誤った常識6】:テストで理解度や能力を測る
・【誤った常識7】:同じ問題を反復練習させる
・【誤った常識8】:勉強は静かに1人でやらせる

同校ではこれら誤った常識による教育を排除することで、才能あふれる子どもたちを次々と世に送り出しているのだ。
既存の枠にとらわれない独自かつ斬新な教育を次々に実施する異色の教育家はこれからの教育のあるべき姿をどう考えるのか。本書で初めて語る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

47
著者は現在、スタンフォード大学・オンラインハイスクールの校長。アメリカにおける最先端の教育事情について、理念と成果をしっかりとPR。ギフテッドな青年に、優秀な教授陣、最新のオンライン設備、その他周到な教育環境を与えればこういう成果がある、という見本のようなもの。少し皮肉混じりになってしまったが、本書の終わりにオンライン授業はそのままでは教育格差の是正には寄与しないとあり、また主体性が求められる教育の、何が「主体」を形成するのか考えたとき、教育の本質が奈辺にあるのか更に考えることが必要なのではと思う。2021/03/28

ムーミン

40
あっという間に読破。序盤は今までよく聞かれていたことで、「そうそう」と確認しながら読みました。その後、来るべき未来の教育に向けて、今の学校教育の中に取り入れられそうなものを探しながら読みましたが、今一つピンとくるものが見つかりませんでした。自分の力量不足なのでしょう。しかしながら、自分の孫くらいの世代の教育は大きく変わっていそうで、ちょっとこれからの仕事への取り組みに不安を覚えました。2021/01/12

てつのすけ

27
スタンフォードでは、どのような教育方針なのか?ということを知りたくて読んだ。内容は、オンライン高校での取り組み、教育方針について述べられていた。そして、今後は、生徒自身の主体性が重要となっていくそうだ。そうすると、家庭環境によって、ますます格差が広がるのではないだろうか。そんなことを感じた。2021/12/11

20
教育ではなく学育(子供が本来持つ学ぶ力をサポートすること)、ステレオタイプを子供に押し付けない、間違えに萎縮しない力を育てる、子供自身が話して、決めて、考える機会をたくさんもうける、いろんな学び方で学ばせる、「目標設定」と「自己評価」で効果的な学びをサポート、自分自身が子供のロールモデルである、子供は自分で育てず社会の多様性に育ててもらう、などが書かれている。2020/12/22

しん

18
会社の課題図書。教育ではなく学育。学ぶ者自身が主体にならなくてはいけない。現状この場で主体になってもらうためにはどうすればいいのかは、月並みなものしか答えがなく考えなければならない。本書はそれを考えさせてくれるきっかけとなった。2021/05/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16811372
  • ご注意事項

最近チェックした商品