内容説明
北の無人駅で起きた誘拐! 苦悩する十津川警部――青森県の十二湖駅で、女性タレントが誘拐された。日本海沿いを走る五能線の、無人駅での犯行だった。捜査に乗りだした十津川警部らに、家族は誘拐の事実を認めない。続けて起きた会社社長夫妻誘拐事件でも、被害者は事件を否定した。誘拐事件を立証できず苦悩する十津川をあざ笑うように、第3の犯行が行われた……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenkou51
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長編 誘拐ビジネス2013/02/01
ぱる
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★★★2009/02/14
コマンドー者
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十津川ものの90年代初期の長編だが、トラベルミステリー要素は薄く、どちらかというとかつて左文字シリーズでやっていたような奇想天外な犯罪を描いた作品。トラベルミステリーを期待して読むと何だこれは?となるタイプの作品である。2022/11/10
クロッチ
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犯人像がわからず悶々とする十津川部隊。市民の協力なしでは解決は難しいんだよね。最後の「ひかり」の尾行で何人も刑事を動員していながら敵に逃げられたのはちょっといただけないなぁ。2019/11/26