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内容説明
戦場というギリギリの状況下で、目標達成のために自分のチームを率いて全ての能力を発揮させる存在――。それが“小部隊指揮官”だ。本書は、コンゴ動乱やアルジェリア戦争、ラオス内戦など、世界各地で実戦を重ねてきた百戦錬磨の著者が、自らの体験をもとに第一線指揮官に不可欠な知識と技術を、あますことなくレクチャーした集大成である。多くの部下の運命を一手に預かり、もっとも大きなプレッシャーに晒され、どんな場合でも「待ったなし!」の決断を迫られるのが現場指揮官。そのエッセンスをまとめた「毅然たる態度」「指揮官自身の戦闘行動はどうあるべきか?」「第一撃は運次第」「兵力の出し入れ」「軌道修正は躊躇するな」「迎撃と反撃」「バディ・システムの戦闘」などは、戦場のみならずビジネスやスポーツなど、あらゆる分野の指揮官に応用できる最強のアドバイスとなる。究極のリーダーシップは、戦場の指揮官に学べ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
風見草
4
最前線の歩兵が何を見て考え、どのように状況判断を行い、行動するのかが分かります。手榴弾の使い方や身の隠し方などの実践術を、時に著者自身の経験を交えて述べるのが面白いです。ほとんどが"誰得"みたいな話ですが、「行軍」の項目の足の疲れのとり方だけは役に立つかも(笑)。「指揮と戦術/松村劭」とあわせて読むと面白いと思います。2010/04/30
shikami
2
よくビジネス書などで、軍隊の指揮官に学べ、みたいな本があったりしますが、この本は違います。本当に軍隊の小部隊の指揮官に役立つ事しか書いておらず、日常生活に応用できるものはありません。なので、現在、小部隊(陸軍)の指揮官の人、もしくは、これからなろうと思っている人以外は、特に読む必要は無いと思います。もちろん、軍事マニアや、そっち方面の資料が必要な作家等は、読んでも損はないでしょう。あと、もし万が一、敵国が国内に攻めてきて、自分がゲリラ戦を戦うはめになった場合のためにと、読もうと思う方はご自由にどうぞ(笑)2010/07/15
すがし
1
……実際教本として決して悪くない内容だと思うが、著者がどうにも胡散臭い。それでも文章にはかなりの説得力を感じるので、著者経歴はともかく知識は本物だと思うのだが……2008/06/17
なむさん
0
距離の測り方とか、落とし穴とか、なかなか面白い。惹きこまれます。2013/06/30
decuno
0
なんかリアルモンクの武勇伝を聞かされてるようでものすごく胡散臭い内容。 何やってた人かわかんないし、信頼性に欠ける2014/12/23
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