河出文庫<br> 生物はなぜ誕生したのか 生命の起源と進化の最新科学

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河出文庫
生物はなぜ誕生したのか 生命の起源と進化の最新科学

  • ISBN:9784309467177

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内容説明

生物は幾度もの大量絶滅を経験し、スノーボールアースや酸素濃度といった地球環境の劇的な変化に適応することで進化しつづけてきた。宇宙生物学と地球生物学が解き明かす、まったく新しい生命の歴史!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

72
地球史、古生物学は、つねに塗りかえられていることを改めて感じ入った。分厚さの中に、驚くような知見があふれ、読み通すまでに、ものすごく時間がかかった。21世紀に入ってから判明した事実には目のウロコが落ちる。前世紀に出た本など、歴史的文献になってしまいそうだ。私の好きなエディアカラ生物(笑)が、どうして化石として残ったのか。その理由から当時の環境を復元できることに恐れいる。もっとも興味深いのは、生物がどうやって無生物から生まれたか。本書を読むと、ミラーの実験やオパーリンの仮説が実に素朴だと感じられるはず。2020/05/15

シタン

24
この世で一番面白い歴史は生命史だと思っている。マルチメディアこどもずかんの恐竜編を遊び尽くした少年時代は宝物(宇宙編も)。科学の醍醐味の一つは更新性にあり。過去に得た知識はすぐ古くなるし、2015年に書かれたこの本の内容も既に古い可能性あり。その一方で、たとえ間違っていても文学として読み継がれるべき書物が存在してしまうのは何故なのか。本書でも言及があるワンダフルライフなど。残念ながら本書はそれには当てはならないと思われる。キーワードはスノーボールアース、酸素濃度、パンスペルミア説(ゼノギアス好き必見!)。2020/10/29

bapaksejahtera

13
地球を超え宇宙に対象を広げる生物学や地質学等様々な学問分野の成果を元に、地球とその生命の歴史を解き明かす壮大な内容。最後にはかなり悲観的な未来予測にも論及する本。昔学んだ地学と様変わりする、近年の地球史学の現状を教えてくれる好著である。だが書題は恰も神の摂理や人間原理を説く如く響き、悩む。原題はもっと直なのに。地球の生命は5回10回の絶滅を繰り返しつつ、独特の機作を以て繁栄を続ける。だが人類の出現以降、生物種は危うい岐路に立つ。とはいえ地球は、今の所強靭である。人類が滅亡すれば、問題は一切解決するだろう。2026/01/02

らむだ

11
46億年前から現在までの壮大な地球史・生命史を様々な研究分野の成果から辿り、生命の起源と進化の謎を探った1冊。難しい話題もあるなかで初学者にも読みやすい構成・内容になっている。2025/05/29

ダージリン

6
大量絶滅イベントを経て、生物がどのように進化していったかを描き出す。この分野はあまり知識がないが、新しい学説がふんだんに盛り込まれているらしく、グイグイ引き込まれた。地球史の中で、酸素濃度、二酸化炭素濃度の変化、隕石の落下などにより、気温や環境の大激変が幾度も起こる。メタンや、硫化水素なども生命の歴史には大きく影響した。大量絶滅と同時に、環境に適応して進化し、逞しく生き抜いてきた生命に感嘆する。人間が主役に躍り出たのも偶然にすぎないように思える。隕石が落ちずに恐竜が滅びなければどんな世界になっていたのか。2025/10/28

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