ナッジ！したいですか？されたいですか？ - される側の感情、する側の勘定

著者名：那須耕介/橋本努/吉良貴之/瑞慶山広大

勁草書房（2020/12発売）

内容説明

2020年８月に開催された『ナッジ!?』刊行記念のオンライン・トークイベントの内容を１冊にまとめました。法哲学と憲法の若手研究者二人が『ナッジ!?』編者二人と討議するとともに、イベント参加者からたくさんもらった質問にていねいに答えたやりとりは、巷間話題にのぼるナッジのさらなる理解に役立つ内容です。

目次

登壇者紹介

本日のメニュー
なんでナッジが気になったのか？
単行本『ナッジ!?』のなりたち
ナッジの「定義」をめぐってみる
強制がなければナッジなの？
ナッジって「いいかた～！」問題なの？
ナッジのイメージってどう違う？
『ナッジ!?』本、最大の弱点！
ナッジにも競争があった
とりあえずやってみるメリット
憲法的に危ういナッジも？
デフォルトを変える！
透明性の確保がなきゃね！
でも、あんまり活用されてないナッジ……？
オプトアウトなら効果が出るのに!?
最強のビジネス本としての『ナッジ!?』!?
失敗！失敗！失敗こそ命！
小さい音がナッジになる？
みんなの健康？　一人の健康？
同調圧力型ニッポンナッジ
京風ナッジ？
ナッジアーキテクトは同調圧力も意図的に狙うのか？
『リスクの立憲主義』宣伝ターイム！

質疑応答
リバタリアン・コンフォーミズム!?
お茶にはお茶のナッジ？
人はナッジに従いたがる!?
みんなオプトアウトしたら困るかも
偶然の出会い系ナッジ
結局、ナッジの良し悪しって？
ナッジと法の関係！
リバタリアンはナッジをどう捉えるか？
リバタリアンにとって嫌じゃないナッジとは？
自分らしさとしての自律？
自律をめぐる対決！
ナッジからはもう逃れられんぞ！
なぜ今、ナッジなのか？