子どもを連れて、逃げました。

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子どもを連れて、逃げました。

  • 著者名:西牟田靖【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 晶文社(2020/11発売)
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  • ISBN:9784794972439

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内容説明

DV、モラハラ、浮気、貧困――
それでも「家族」に希望を見出すために。

16人のシングルマザーたちは
困難な状況をどのように生き抜いたのか。
迫真のルポルタージュ。

「妻は私に別れを告げ、まだ3歳の娘の手を引いて去っていった。
私を父親にしてくれた妻と娘にはもちろん愛情はあった。
ずっと一緒にいるのだと思っていた。けれど、実際、そうはならなかった」

なぜ、彼女たちは「子どもを連れて、逃げ」たのだろうか。
妻子に去られた著者は自らの過去を振り返りながら、
女性たちの声に耳を傾け続ける。
はたしてそれは彼の救済へとつながっているのだろうか。

現代の家族と離婚の姿を立体的に描く。

【子どもを元夫に会わせるのは、別れた後、幸せになるため】

第1章:子どもを連れて家を出た
第2章:会いたくない、会わせたくない
第3章:家庭内別居という地獄……からの解放
第4章:会わせたかった。だけど縁が切れてしまった
第5章:離婚して、シングルになっても私は自由に生きる
第6章:再婚すれば関係も変わる……
第7章:「夫」との別れ、昔と今
第8章:夫婦の別れと父子の別れは別
現代の家族をどう考えるか――専門家にうかがう
男女はなぜもめるのか? しばはし聡子さん(一般社団法人りむすび代表)
仕事を減らしてでも子どもの面倒をみる覚悟はありますか 古賀礼子さん(弁護士)
昭和の頃から行われていた共同養育 円より子さん(政治家・作家)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吾亦紅

19
子どもを連れて離婚した女性たちへのインタビュー集。別れた夫に子どもを会わせているケースもあれば、文字通り逃げるように別れたひともいた。意地でも会わせないというひともいた。また、仕事を持ちバリバリと働く女性もいれば、実家に戻ったり、あるいは貧困に陥っているケースもある。国際的に遅れを取っている共同親権についての言及には共感。離婚した後も子どもへの責任をふたりで担うということはとても大切なことだと思う。2025/01/08

カッパ

12
色んな人がいるんだなという感想。逃げた妻のキャラクターや職業もさまざま。夫の状況もさまざまなんで当然なんですけどね。逃げるという行動も必ずしも幸せに直結してるわけではない。でも我慢するのもよくないなと思いました。2022/01/03

kanki

12
養育費もらえるのは24%。親権、母9割。「そんなに辛い思いをさせてしまったんだ、ごめんね」と一言でよい2021/03/12

やまた

6
ここのレビューを読んでから買えばよかった…!前書きで違和感を感じたけれど、まあ…と思って読み進めたけれども、わたしには合わず、途中でギブ。インタビュアーの、配慮や想像力の無さなのか?テーマは気になるので、本当に別の方の作品で読みたい…2021/06/08

海戸 波斗

5
ノンフィクション?ルポ?対談形式で話し言葉の取材がそのまま大量。うちの近所の人が子どもを持つに至った理由のように十人十色百人百様、各々の物語があり…事実は、一つなはず…と私は大混乱。著者さん離婚とその後に興味をお持ちなのは良くわかった。さて、晶文社。ここは、石井光太さんで読みたい内容だ。そして、家族のことは家族にしかわからないって言ったら逃げてるかな。2020/12/24

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