ファクトチェック ニッポン 安倍政権の7年8カ月を風化させない真実の記録

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ファクトチェック ニッポン 安倍政権の7年8カ月を風化させない真実の記録

  • 著者名:立岩陽一郎【著】
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 徳間書店(2020/11発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198651749

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内容説明

今の日本人に問われているのは、報道に接したとき、それが事実かどうかを真剣に観察し、正しく判断することだ。
我々が報道番組で日常的に見聞きする「ニュース」は、果たして時事事実なのか…。
ニュースを鵜呑みにするのではなく、疑ってかかることもときには重要だ。
NHKでは特派員や社会部記者を歴任し、有働由美子アナと同期だった著者が、
メディアの流す報道をファクトチェックする。

第1章 新型コロナウイルスをめぐるファクト
ますます重要になるインフォデミックへの対応/アメリカへの忖度があった水際対策/権力は巧妙にメディアから力を奪う ほか
第2章 日本が直面している問題の核心
長期政権の目的と化していた外交/議事録を残さなければ真実は闇の中/「大阪都構想」は二度とも否決に ほか
第3章 リーダーを見極める重要な要素
安倍政権の7年8カ月で失われた社会の透明性/科学を信じないリーダーは客観的な事実を信じない/進退を問うときに重要なのは批判か擁護ではなくそれを導く根拠 ほか
第4章 メディアとジャーナリスト
日本のメディアに根付いていない「ファクトチェック」/官邸の暴走をいっさい報道しなかった巨大メディア/NHKとみずほ銀行は異常な蜜月関係にある ほか
第5章 中国や朝鮮半島をめぐる重要な事実
軍事独裁政権の上に築かれた日韓関係は改善には時間が必要/目前の危機にさらされている台湾/日本のリーダーは「北朝鮮」と言ってはいけない ほか
第6章 日本人が知っておきたいアメリカの本音
2020大統領選はトランプ氏が「敗北」/中間選挙では民主党が勝ったというファクトが重要/トランプ大統領との近さを売りにしていた安倍政権 ほか
第7章 沖縄・普天間基地をめぐるファクト
「我々に必要なのは普天間ではなくその機能だ」/「このままでいいのか?」沖縄タイムスの元記者が言った意味/「やっぱり若い世代」。有働由美子は沖縄県民投票後にそう語った ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くらーく

2
個人的ですが、真実と謳っている本は信用しない事にしている。事実はあるけど、真実は主観的なものだと思っているので。偏っているかもしれないけど。 ファクトチェックは大事だし、著者たちが作ったファクトチェックナビは、良い試みだと思います。 ただ、本書は結構著者の主観が多いかな。それと、有働さんとのコネクション等、NHK時代の事の記述も多くて。人の褌で相撲を取っているような印象を受けました。 政治のファクトチェックってどうするのでしょうね。例えば、日米安保条約のファクトチェックとはこうです、という事例がみたいな。2021/02/27

Yonowaaru

0
立岩氏が見てきたここ数年の時事ネタを本に集めたもの。氏は沖縄やアメリカでの滞在、NHKを辞めてからのファクトチェック機関という、色んな立場からものを見てきて、権力批判、メディア批判、同時に謙虚に書いてきており、ある程度古びてきている文でも空気管がちゃんと伝わる。2021/09/15

翔平

0
面白い話も中にはあるもののいかんせんコラムの寄せ集めなので内容が広く浅く書籍としては軽すぎ2021/01/10

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