内容説明
北海道と伊豆で女性が怪死! 新機軸の野心作――北海道の観光地めぐりだけ、という好条件のアルバイトに、狂喜した女子大生ふたり。存分に旅を楽しんだあと、彼女らは別行動をとる。ところが直後、ひとりはサロマ湖畔の砂丘に埋められた! 同じ頃、伊豆下田では、女性作詞家の死体が発見された。2つの事件の背後に浮かんだ人物とは? 新境地をひらいた、トラベル・ミステリーの傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
飛鳥栄司@がんサバイバー
16
新機軸の野心作という触れ込みの「殺人ルート」シリーズ第1段。すでに量産体制に入っていたトラベルミステリに、仕掛けを追加して新しい試みをといった狙い。まだ構想が固まり切っていない状態の試作品といった粗さが目立ってしまった作品でもある。犯人当てや動機などを度外視して、伊豆と北海道の殺人をどう関係づけていくのかが本筋であっただろうけど、結果的に北海道の時刻表トリックだけが表に立ってしまった感があり、正直長編としては結構厳しい結果になってしまった。本作の反省を生かしてか、「殺人ルート」シリーズは継続されていく。2021/06/23
シロクマぽよんぽ
2
面白かった。どの情報をどの場面で読者に提示するのか、緻密に計算されている印象。終わり方もいい。2025/07/29
しんた
2
初西村京太郎作品。オホーツクに行ったので読んでみた。旅情作品でありながら、トリック中心で若干疲れた。トリックもなんか無理やり感があり、その他の描写が幼稚に思える。2013/01/08
FBN
0
1994.6.122007/01/01
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
0
昭和62年 7月15日 初版2015/12/20
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