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内容説明
仕事の「越境体験」がもたらす圧倒的成果!
海外でごく当たり前の副業が、日本ではなぜか未だ議論される段階にあるが、2011年の創立時から社員に「複業」を推奨している珍しい企業がある。
ECビジネス構築やプロマッチングなどさまざまなサービスを創造・提供するエンファクトリーがそれで、CBOである著者は、みずから本業のかたわら複数の仕事を持つポートフォリオワーカーだ。メデイアで話題になったハリネズミのカフェ経営なども含め、その「複業」の失敗から成功までを多くのエピソードと共に明かす。
また、エンファクトリーの「専業禁止!!」という人材ポリシーを創業時に掲げた加藤代表のインタビューも掲載。
さらに、著者が取材した社内外13人の副業データを詳細に渡って紹介、本業と異なるジャンルの仕事に副業で関わる「越境体験」により、それぞれの生き方にどんな変化が起きたのか、本業の成果がどれだけ上がったのか、また企業側にどれだけのメリットがあるのかも、具体的な数字と共に説明していく。
こんな時代だからこそできる挑戦は、実は、たくさんある。
副業は経済的自由を得るだけではなく、人生の舵を自分でコントロールするという精神的自由を得るための最大の方法であり、好きなことにチャレンジし、人生をダブルに、またそれ以上に楽しむ新しい働き方であることが、個人・企業双方の視点からわかりやすく述べられた、目から鱗の書!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
taverna77
1
刺激的な題名だけど、内容は意外と(失礼!)実際的。VUCA(Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity)な時代を生き抜くためにポートフォリオワーカーの生き方を推奨した本。P38,39で紹介している副業支援サービスや副業マッチングサービスを覗いてみるのも面白い。シューマツワーカー、bosyu、サンカク、ココナラ、YOUTRUST、Yenta、Teamlancer、Sales hub、Green、Wantedly。正社員で副業をしている日本人10.9%は驚き。2022/01/18
ロドニー
0
2018年に厚労省が作成する「モデル就業規則」から副業禁止の根拠とされる文言が削除され、「労働者は勤務時間外において他の会社等の業務に従事することが出来る」という規定が新設された。副業が個人に与えるメリットは①仕事のスキルや経験値が上がる②業界や領域を超えた視点が身につく③主体的、自律的に働くようになる④人脈やサード・プレイスの確保⑤社外で得た知識や経験を会社に還元出来る⑥収入アップとリスク分散による安心感。2023/08/25
アルミの鉄鍋
0
★3 副業を近々やり始めようと思い読んでみた。自分のスキルの棚卸しは改めて必要だなと思った。後はどれくらいの価値があるのか見つめ直すには良い機会の本だった。2021/06/04
山下 賀久
0
副業禁止ではなく専業禁止。はじめは読み間違えたかと思いましたが、一つの会社だけでなく、自分自身でもビジネスをしたり、ほかの仕事をしたりすることを進める一冊です。著者もエンファクトリーで役員をされながら、ご自身のビジネスをいくつも展開されており、それらもあわせて紹介しています。先行き不透明な時代に、勤めている会社が突然亡くなっても、リストラにあっても慌てないように、自分の能力を活かせる仕事は何かを見極め、収入を得る方法を考えることを提案しています。新型コロナの影響下では大変興味深い一冊です。2021/01/08