内容説明
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英語とドイツ語は兄弟語だといわれるほどよく似ています。この本は英語と関連づけながらドイツ語を学び、同時にドイツ語を学ぶことによって、英語の理解も深めようという目的で書かれたものです。英語とドイツ語の文法を徹底的に比較することで、複雑なドイツ語の文法がすっきりと理解できます。ドイツ語をイチから学びたい人にも、ドイツ語が得意で英語が苦手な人にもお勧めです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jjm
9
学生時代に単位を取るのが楽だったという記憶があり、息子の高校で必修となっている第二外国語(中国語、ロシア語、仏語、スペイン語選択可)でドイツ語を勧めたが、こんなに面倒だったっけ?もしかして中国語が正解だったのか?と思うほど。エストテンテン、ディデアデンディと語呂だけは覚えているがこれが何だったかは思い出せず、、歴史(言語の進化)の過程で極限まで簡略化された英語を先に勉強してしまうと、どうしても他の言語の煩雑さが目立ってしまうのと同時に英語が世界語になったのもよくわかる。英語でひぃひぃ言っている場合ではない2025/07/05
shimashimaon
6
翻訳か英語学習関係の本で、英語の習得に他の外国語の学習が役に立つと書いてあるのを読んだので、それではと勇んで手に取ってから全くスムーズに読むことができませんでした。英語と比較しながらというのが良かったのかどうか。語順も変化も英語と異なるので戸惑いました。格変化というのがややこしいですが、むしろ日本語の格助詞を思い浮かべるとわかり易く、ドイツ語が面白いと思いました。哲学や精神医学の本でドイツ語を見かけることが多いので、これからも楽しみながら学習を継続したいと思います。まずは易しそうなものから…。2023/03/16
tieckP(ティークP)
4
基本的におばかな発想の本は好きなので、実用性は期待せずに読んだけれど、残念な本。確かに書いたひとはドイツ語も英語もできるのだろうけれど、言語学的な知識が無い上にいい加減なことを書いて気にしない態度に正直あきれてしまった。英語にはフランス語の影響が大きいことが説明として踏まえられていないし。「これら2つの違いはいずれも、英語に明確な格の概念がないことから来ていると思われます」(p.195)とか、それぐらい「思われる」じゃなくて、調べて「言われてる」に変える努力をするのは書き手の義務じゃないですかね。2013/06/03
liquor
1
ドイツ語の文法と英語の文法を比較しながら進むドイツ語入門書。新しいものを学ぶ際には、既に知っているものとの間に関連を見出すことが有効です。なので高校で英文法をちゃんとやった人であれば、大学の二外の授業のお供としてよいと思います。全体の雰囲気としてはふわっとしていてとっつきやすいです。勉強する中で徐々に気付いていくであろうドイツ語文法のtipsがあちこちに書かれているのもありがたい。2015/03/01
check mate
1
タイトルのとおり、ドイツ語文法を英語文法と対比しながら学べる。ドイツ語を学びはじめた大学生が副読本として使うと捗るだろう。……I wish I were a birdのwereは、接続法の名残だったんだね。2013/11/28