内容説明
高校で習った政治経済をもう一度きちんと学びなおす本です。新聞やニュースをより本質的に理解するために必要な知識や基礎理論がしっかり学べます。学校教科書では見えてこなかった現実の経済や政治の実態を踏まえて、「なぜ国の借金は増えてしまったのか」「憲法とは何か」などを、理論と現実を結びつけて、わかりやすく丁寧に解説しています。「何が問題なのか」を整理し、単なる知識だけではなく原理を学ぶので、広く政治経済に関する洞察力が鍛えられる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はとむぎ
11
教科書っぽい本でした。憲法は、国家権力が守るべきものであり、国民の義務ではない。国家は、人々が幸せになるために作られたシステム。豊かになりながら、機会の不平等がなくて、皆が安心して暮らせる社会を継続していく。それを仕組みで組み立て続けるってかなり難易度高いなぁ。2023/11/19
バム
1
優しく分かりやすい本。特に憲法に関する記述は、「学び直す」という点ですごく良かった。2015/08/29
Tsuneyuki Hiroi
0
学ばなければいけないと思われる部分に特化し、詳細な説明を施した一冊。これもまた参考になります。経済の理論などのところについては、これでいいの?と思う部分もあるので要注意2015/10/24
ど
0
とてもわかりやすく解説がしてある。丁寧な解説で、曖昧であるところが解決されていく感覚。まさに“学びなおし”の側面が強く、イチから学ぶ方にとっては、語句を調べながらになるかもしれない。あとは、2015年出版ということで、情報がもう古くなってしまっているのが残念。全く時事を入れてない人からしたら、古い知識で覚えてしまうのかもしれないと思った。中学高校生に薦めようと思うのは、改訂後だなと思った。2021/01/21