- ホーム
- > 電子書籍
- > 趣味・生活(健康/ダイエット)
内容説明
震災後の福島の県民健康調査に携わっている著者によると、福島県ではストレスの影響により「うつ」が増えただけでなく、肥満や高血圧、糖尿病といった生活習慣病全般が増加傾向にあるという。さまざまな研究データでも、怒りや不安、ストレスといった心の状態は、体の病気を引き寄せることがわかってきた。そのような「負の感情」を“毒”にしないためには、心ではなく行動を変えることがポイントとなる。先行き不透明な「ウィズコロナ」時代、不安やストレスに振り回されずに心と体の免疫力を高めるヒント。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ようはん
18
コロナ騒動の中でストレスは溜まっていて体調もあまり良くない時もあった身としては色々と考えさせられる。震災での福島での被災地ではストレスと運動不足による肥満化が進んでいたというデータがあるが、コロナによる体重増加とそれによる鬱と病気に至る悪循環は他人事ではない。肥満は周囲に伝染しやすいというが、母も弟も太り気味…。そんな時の対策として著者が語るのはとにかく声を出して笑う事でストレスを下げ病気を防ぐ事ができ高齢者には認知症対策にも良くページ末には笑いヨガ体操も紹介されている。2020/12/12
taiyou gyousi
3
感情はコントロールしにくいので、行動をまず変える。日々気づかずにいる生活習慣が、病気の原因になっていることがあるってことを知らないといけない。 まず手っ取り早く笑ってみる。それも、声を出して笑うこと。病気と、体や心との関係を知りたい方は必見。2021/05/31
ヨハネス
3
毒になる感情は怒り、不安、ストレス。血管やうつに悪いのはなんとなくみんな知ってるよね。笑いは感情がいいというより笑う行為がいいのか。「ホホハハ笑い」「アロハ笑い」「昆布笑い」「ミルクセーキ笑い」の笑いヨガが紹介されていて、おまぬけでほんとに笑えた。やさしい人が急に怒りっぽくなりMRI検査したら小さい脳梗塞が多数見つかったとのこと。心当たりある人、家族、早めに検査しようね!2021/05/17
白としろ
2
非日常体験。希望、ユーモア。2024/04/21
ジュリ
2
怒りの感情は循環器疾患のリスクを高め、敵意性は冠動脈疾患のリスクを高める。面白かったのは、肉を食べると敵意性が高まること。敵意性が高いから肉を食べるのではなく、肉を食べるから敵意性が高くなる。確かに、肉ばかり食べている人は攻撃的な気がする。感情が健康に影響を与えているので、健康を維持するためには怒りなどをうまく解消することが大切。そのためには笑うのがよい。2022/05/30