内容説明
感染症〈ブレイクス〉が流行している北極圏の街クアナークでは、さまざまな事情を抱えた人々が暮らしていた。そこでなかば伝説として語り継がれるのは、シャチやホッキョクグマといった動物と意識を共有し一体になれる女の物語だった。キャンベル記念賞受賞作
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
24
皆さんおっしゃっているように家族の物語なんですよね結局の所。物語世界の詳細はよくできてます。2022/11/27
のりすけたろう
24
なんていうか、、想像していたのとは違う感じでした。もちろん✨面白かったです(*´꒳`*)せっかくのディストピア設定なのに出来事が小さめだなーと思いました。黒魚都市というくらいなので、もう少しシャチの活躍が見たかったです。2021/04/21
宇宙猫
17
★★★ 環境破壊や紛争で多くの国が崩壊した未来の100万人規模の海上都市での権力闘争と、それに巻き込まれた離散家族が再会する話。4人の視点で語られるのでついていくのが大変だけど、彼らが家族と分かっていくとピースがはまっていくようで面白かった。ただ、文章が読みにくく頭からすり抜けそうなので★マイナス。翻訳のせいなのかな。D2021/05/01
本の蟲
15
海面上昇で都市の多くが水没、ネット網はウイルスで壊滅し、国家は暴動や抗争で解体。そんな<近未来水上都市SF>が好みなら自信を持っておススメ。北極圏にある洋上巨大建築物クアヌーク。都市内で流れる謎の放送〈地図のない街〉。詳細、原因不明の死に至る病〈ブレイクス〉。街の最新の噂、北極熊とシャチを連れてやってきた〈オルカ使い〉。ナノマシン精神結合技術により動物と心を通わすナノボンダ―。原理主義者たちの襲撃でコミュニティが壊滅したとされる彼らの最後の生き残りが来てから、都市を揺るがす未曾有の変化が訪れる(続2020/11/29
もち
14
「血しぶきの舞う最終結果以外のことを心配するのはふつうだよ」◆8本のアームで形作られた海上都市。裕福な株主の孫、元登攀者の秘書、八百長格闘家、レール配達員。バラバラに見える四人の運命は、オルカ使いの出現により、突如縒り合わされていく。■荒廃した世界で展開するSFサスペンス。細部まで造形された都市と生活様式、謎めいた感染病と放送、動物と結合した種族、といった魅力あるモチーフを類稀な技巧で連結させ、スリルあり感動ありの冒険劇に仕立てている。2020/12/27
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