内容説明
「なぜうまく曲が作れないのか?」
「人の心に残る曲を作るにはどうしたらいい?」
「なぜコンペなどで不採用になるの……?」
それは、センスや才能ではありません! ちょっとしたコツとテクニックで、「ウケる」曲は作れます。
本書は、プロの作曲家が行っている思考ルーティンを知ることで、センスや才能に頼らず人の心を動かす曲作りを目指します。
なお、本書ではQRコードからアクセスして聴ける参考音源も多数用意しています。
単純メロディでもちょっとした工夫を加えることで、一気に人を惹き付けるメロディに早変わりする様をぜひ体感してください。
楽曲の構造から「うたづくり」や「メロディ・メイキング」についての作法を紹介する新しい視点の作曲本。
「いい曲」を作るのは、こんなに簡単だった!
目次
序章 「9つのルール」が生まれたわけ
大前提 楽曲は料理であると考えるべし!
ルール1 客観視できているか?
ルール2 メロディの主張があるか?
ルール3 効果的な「反復」が施されているか?
ルール4 歌詞に反復性があるか?
ルール5 起伏(メリハリ)があるか?
ルール6 曲全体がコース料理になっているか?
ルール7 盛り込みすぎていないか?
ルール8 応用編 メロディを突き詰める「旅」をしたか?
ルール9 神は細部に宿る!
おまけ 「まちのうた」ができるまで
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yyhhyy
2
他の本だと著者が当たり前にできることのようにサラッと流されていることがまとめてあってよい。2023/10/15
まんまるまる亭
1
「美味しいメロも三度まで」がよかったな。同形反復は音楽のセオリーだけど、「一体、何回までなら繰り返せるのだろか?」がさり気に疑問だったんだよな。圧巻は「ミミミミレファミをめぐる試行錯誤の壮大な冒険」だろう。慣れると無意識の内にできるようになるらしいが、やはり、よいメロディを生むためにこういう検討作業を行っているのだなと思った。2019/07/10
はるあき
1
書いてある内容はごくごく普通のことだと思う。だけど、その普通を毎回実践できているかというと…。こうして言葉にしてくれたら曲作りの時に実践しやすくなるかと思いました。2018/12/22
腐乳(新垢)
0
おっさんが書いたブログのような文章には辟易したが、書いてあるセオリー自体は参考になる。2022/05/03