内容説明
漫才コンビ、髭男爵の山田ルイ53世。漫才師、「ルネッサーンス!」の人、一発屋芸人、エッセイスト、貴族──様々な顔を持つ男。だがそんな彼も家に帰りシルクハットを脱げば、愛する娘を持つ一人のパパだった。芸人と気づかれないように、でも、娘のボケにはきっちりツッコむ。芸人と父親の狭間で揺れ動く、一人のパパの愛すべき日常。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
75
前にルイ53世さんのエッセイを読んで面白かったので、借りてみた。娘さんとの日々を日記風に書いてあり、初めはどうなの?と思っていたけれど必死に自分が芸人であることを隠し、誤魔化す為に苦労してるのを見ているとそこまで一発屋を卑下しなくてもと感じた。今はコロナで芸人さんはイベントも減って更に厳しくなり生活も大変なことだろう。娘さんも薄々分かっているようなので多分大丈夫かな。最近はコメンテーターもされてるから、イジメられるのは心配しなくて良いと思うな。ひきこもりの本も読んでみよう。2021/07/15
シャコタンブルー
62
髭男爵の漫才はそれほど面白いと思わなかったが(笑)、この本の娘のもーちゃんとのやりとりは愉快で、何となく哀愁もある。もーちゃんが幼稚園から小学生2年頃までのエッセイなので、好奇心旺盛、口達者でとてもカワイイ。自転車で2人乗りし、うっかり道を間違えると、とても喜ぶもーちゃん。熱湯風呂の押すなよー、押すなよーと同じで、何度やっても「まちがえないでよ」と喜ぶ姿が微笑ましい。パパが髭男爵ではないかと疑う姿と、それを否定する攻防もまた楽しかった。親子のキラキラと輝く、掛け替えのない貴重な体験を共有した読書だった。2021/03/15
ma-bo
57
髭男爵、山田ルイ53世さんの娘さん(ときどき奥様)との日常が綴られています。ちょっと卑屈な感じの目線だけど文才があり楽しく読めます。芸人と知られたくないお父さんと、多分お父さんの正体を分かってきている娘とのやりとりがほのぼのとして面白い。 過去には自身の生い立ちからの人生を綴った作品、仲間!?の一発屋芸人について綴った作品があり三冊目の著作になるのかな。2020/12/05
*+:。.もも.。:+*
21
コメンテーターとしても何度か見たことがあったが、文章を読んでもこの人頭が良いんだなぁと思う。長女とのエピソードが微笑ましい。食レポを真似て、そうめんを食べてるのに「のーーーこーーーー!(濃厚)」というのは爆笑。そんなに卑下して何回も「こちら一発屋芸人」と言わなくてもいいんじゃないかなぁ。2021/02/04
タピオカ
17
この本、読メでの登録数は少ないものの、かなりの面白さです。途中何度も声を出して笑ってしまいました!さすがにお笑いの人だけあって、笑いの言葉のセンスあるなと。いつもも利用してる図書館に蔵書がなく、市外の図書館から取り寄せてもらいましたが、とにかく楽しい本なので多くの人の目に触れてほしいと思いました。一気に髭男爵のファンになりました!2022/12/26