内容説明
若いころは「大うつけ」、天下人となってからは革新的な政策を次々と実行し、かつ神仏を恐れなかった無神論者……。しかし「信長の研究は日進月歩で進んでおり、改められた事実も少なくない。つまり、私たちがテレビや小説で知る、おなじみの信長の姿はもはや古いのだ。」(「はじめに」より)。近年の研究によりアップデートされた最新の信長像に迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kolon
2
信長に関する通説の中には現在では怪しいとされる説も多い。本書では通説を再検証し、一次資料を使って感度を上げている。 戦国時代はかなり検証が進んでいる時代だが、様々な史料の突き合わせから論争も多い。 最大の謎である本能寺の変は言う迄もないが、桶狭間の戦いに至っては、近年奇襲攻撃ではなく正面攻撃だったと言う可能性が高まっていると言う。 信長は最期まで自分の近くに配属していた光秀に殺された。 光秀への信頼は浅井長政への其れに似た感じすらあるが、信長には光秀の心の闇が読めなかった様だ。2026/09/07
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