明石家さんまヒストリー1 1955~1981 「明石家さんま」の誕生

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明石家さんまヒストリー1 1955~1981 「明石家さんま」の誕生

  • 著者名:エムカク【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 新潮社(2020/11発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103537816

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内容説明

少年時代から落語界入門、大阪での活躍、「ひょうきん族」スタートまで、若き日の明石家さんまの“歴史”を、本人の発言や膨大な資料をもとに克明に記録。師匠のもとで芸を磨き、芸人仲間と切磋琢磨しながら順調にスターの階段をのぼる一方で、芸を捨てる覚悟をした大恋愛、ブレイク前夜の挫折など、苦くも充実した“青春時代”の姿を浮かび上がらせる。人生を「明石家さんま研究」に捧げた男による、渾身のデビュー作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

67
明石家さんまさんの誕生から弟子入り、ひょうきん族出演までの歴史を丹念に追った書籍。本人や松之助師匠、周りの人物が実際にインタビューやTVで語った内容が話題毎に常にセットになっているのでわかりやすい。若手時代の苦悩、紆余曲折がよくわかる。次作は全国区になっていった時期、ビートたけし、タモリ、ダウンタウンやジミー大西との出会い等を中心にした1982年~1985年をまとめた分が初夏に刊行との事。楽しみ。2021/02/09

ぐうぐう

34
熱烈なファンというものは、時に評論家や批評家を凌駕する瞬間がある。芸人・明石家さんまの歴史を丹念に綴った本書は、さんまの一ファンによる労作である。20歳の時に、ある番組でのさんまを観て虜になった著者は、以降、さんまが出演する番組をウォッチしていくうちに、さんまの発言をすべて記録することを思い付く。あくまでその行為は、誰のためでもない自分のためにだ。仕事ではなかったからこそ、純粋に喜びとしての行為だったからこそ、続けることができたのだろう。(つづく)2020/12/09

gtn

29
一度は東京に逃げたが、恋愛に敗れ、再び戻ってきたさんまを何事もなかったかのように迎え入れた師松之助。おそらく照れ屋な彼のこと、何も言わずさんまをラーメン屋に連れて行こうと、その日に備え何度もシミュレーションしたに違いない。当時は酒乱で、舞台に穴をあけることも多く、人間的弱点を隠しきれなかった師。そんな師のお陰で今のさんまがある。2021/03/28

kei-zu

26
ふりかえれば私の青春期は、明石家さんまという稀代のタレントとともにあった。眠い目をこすりながら、深夜に放送の「サタデーナイト・ショー」を見た記憶も懐かしい。 樋口毅宏「タモリ論」(新潮新書)では、さんまを真の「絶望大王」と評した。さんまの「笑い」の本質を的確に指摘するものであったと思う(詳しくは、同書で)。 本人が自らをあまり語ることが少ない中、雑誌や番組内での自身や関係者の発言等から著者が浮かびあがらせる「人間」さんまの躍進と葛藤。 修業時代、師匠との交流については胸を打たれます。2021/04/06

ガットウ

25
★★★★4.6点。大変愉快な、読書体験でした。世代もありますが「高文は長谷川公彦と出会う。長谷川は1974年3月24日、18歳の誕生日を迎えた日に、島田洋之介・今喜多代に弟子入りした。」なんて記述を読むともうワクワクしますね。次巻も楽しみ! 2021/06/20

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