内容説明
本書は「1手ずつ解説する○○○」シリーズの第1弾です。従来の定跡書は1ページで何手も指し手が進むことがありました。有段者の方なら普通に読み進めていくことができるでしょうが、級位者の方の中には、「解説手順を頭の中で並べるのが大変」という悩みがあったのではないかと思います。そこで、本シリーズでは1ページに進む手数を2手~4手にして、1手ずつ、丁寧に解説していきます。
その第1弾となる本書のテーマは振り飛車の中でも最も愛用者が多く、将棋の基本が学べる「四間飛車」。著者は四間飛車の愛用者であり、受け方やさばき方のポイントをよく知る西田拓也四段です。まず基本的な指し方から始まって、対急戦の受け方、振り飛車の天敵ともいえる居飛車穴熊への対抗策、そして対右四間飛車の攻略法まで、振り飛車を指したことがない方でも指せるように、丁寧に解説しています。
後半のほうは少し難易度を上げて、有段者の方にもためになるような新しい定跡手順も紹介しています。
最近、また角道を止める四間飛車がよく指されるようになってきました。やはり、四間飛車はプロにとっても魅力的な戦法なのかもしれません。本書を読んで、振り飛車で勝つ楽しさを味わってください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
18
1手ずつ解説シリーズ、四間飛車定跡編。 対三大急戦、対穴熊と、ありがたいことに対右四間飛車(舟囲い、穴熊)が載っている。流行りのエルモでないのが難点ではあるが…。難解ながら振り飛車よし、の順が載っていて、ただ難解なので、実戦でできるかというと怪しいところ。もっと明快に、ポイントの手を解説した方がよかったかも2022/05/18
シビップ
3
久しぶりにぴよ将棋をしたらひよこ3級にフルボッコ。半年離れただけで定石忘れてるんやから自分の記憶力の悪さにビビる。最初からやり直しじゃあ。2024/10/29
アンパッサン
0
二周目。再確認することで土台になるんじゃないかって思って。四間飛車はまだまだ奥深い。2021/05/15
akiapa2
0
振り飛車入門として。1ページあたり3-4手の範囲で丁寧に解説されている。2021/04/24
アンパッサン
0
読みやすく一本筋の通った四間飛車定跡本。いままで四間飛車指してきた人ならさーっと読み通せるだろう。もう知ってるよと思う人もいるかもしれないが、いろいろある対応策を一旦整理するための一冊、と思えばこんなに有用な本はない。2020/11/30
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