内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
「いきなりですが、女ひとり、家を建てることにしました!」住み慣れた賃貸マンションにさよならし43歳女ひとり猫一匹が挑んだ、人生を自分らしく生きるための自分だけの一戸建て作り記!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
54
東日本大震災関連で知り合った建築家とのお喋りから始まった家1戸の新築。ハナコさんの譲れない拘り部分が凄すぎて、これは建築家へのフルオーダー以外無理でしょう。坪谷さんと巡り合えたこと、これに尽きる。一般的な間取り効率からはかけ離れているだけに、多くの人から意見が出たようですが、自分の「これだけは譲れない。後は専門家に任せる」という潔さは天晴。諸事情から完成前の新居に移り住み、各地で集めたお気に入りの「お鍋」を飾ってリビングから眺めた時、最高に嬉しかったというハナコさん。ここはハナコさんの家。おめでとう。2022/10/23
tenori
32
甚だ失礼ながらツレヅレハナコさんがどのような方かは存じあげておりませんでした。職業柄、建築系のエッセイなんかには興味があり手にしたのですが、厳密にはツレヅレハナコさんの著作とは言い難いのでは?というツッコミはさておき、住まいに寄せる思いとか、こだわりはやはり人それぞれで、フード編集者(←この肩書きも良くわかりませんが)ならではのキッチンありきの住まいというのが面白い。設計士の坪谷さん、震災以降話題の人ではありますが、一般の人が発注してもこの本に書かれているくらい密接に関与してくれるのですかね?2021/03/18
おれんじぺこ♪(16年生)
26
お名前しか知らなかったツレズレハナコさん。タイトルが妙に気になって予約した本。家をゼロから建てるって根気のいる仕事だと思うけれど、それを楽しんでやり遂げてしまったところが素晴らしい。私はお料理にはあまり興味なくなってしまったけど(前はも少しあったんだけどね)キッチンは「好き」彼女のお宅にお邪魔してこだわり部分を一つ一つ聞いてみたいと思った1冊2021/05/30
る*る*る
26
住んでいた賃貸を住み替えようと、賃貸を探してるうちに一軒家を建てることに⁉️ツレヅレハナコさんちができるまでのお話。キッチンにこだわりある家に惚れ惚れ✨ハナコさんに惚れた❣️お邪魔したいなぁ〜🍴2020/12/31
tetsubun1000mg
24
この筆者の料理本が作り方や語りが面白くて三冊も読んでしまっていた。 その流れでこの本を選んだが、意外というと失礼だが面白かった。 東北での料理関連の仕事が多かった筆者が、大槌町で仕事を受けて街おこしにかかわっていた建築家が出会う。 大槌町は駅から遠いので盛岡駅などから一時間半程車で送迎してもらううことになる。 世間話から今の住まいの話となり3LDKのマンションがもったいないことから新築の話になっていく。 料理家だけのこだわりが設計に表れて面白いし、仕事仲間や取材先の交友関係の広さがうかがえて楽しく読めた。2022/07/04