内容説明
鮎川信夫、谷川雁、田村隆一、長谷川龍生......。詩人たちが集い、いきいきと躍動していた1950-60年代。戦後の詩壇を鮮やかに彩った詩人たちの、知られざる素顔を描く記念碑的名著!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
災害大嫌い美少女・寺
73
私がよく行く尾道の古本屋、弐拾dBの藤井さんが、本の雑誌の別冊『おすすめ文庫王国2021』で、詩にまつわる文庫をおすすめしている。良い一文なので読んで欲しい。詩を愛する藤井さんの影響もあり、今年出たこの文庫を読んでみた。思えば私は詩人たちの事をよく知らない。著者は小谷野敦が『本当に偉いのか』(新潮新書)で「ノーベル賞を取ってもおかしくない」と讃える三木卓である。思えば三木卓の本を読むのは初めてなのだが、現在八十代半ばの三木さんは文庫化に当たり詩人数人分の加筆をしているのだ。文も達者である事に驚く。つづく。2020/12/17
岡部淳太郎
1
巻末の小池雅代さんの解説がシンプルに本書の特徴を語っている。日本の現代詩、戦後詩というものに関心を持つなら読んでおいた方がいい。個人的には左翼系詩人としてあまり関心を持っていなかった関根弘の壮絶な生活に身をつまされる思いがあった。詩人はみんな懸命に生きていたんだなと。2020/12/05
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