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内容説明
19歳の鬼才、降臨。衝撃の問題作、爆誕。
彗星のごとく現れ
SNS上の話題を一心に集めた
“浄土るる”。
いじめを題材にし、
SNS上で累計10万いいね獲得『鬼』や、
幸せについて思いをめぐらす
人間ではない生き物たちの苦悩を描いた『猫殴り』など
目を離せないラインナップ。
さらに未発表の短編『こども』も収録し、
圧倒的密度であなたに濃密な“気持ち”をお届けいたします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつ子🐈⬛
8
私は何故こんな鬱コミックを買ってしまったのか…まあ酔ってたからですが。いやもう酷い。悪は裁かれず善き者、弱き者がどんどん壊れてゆく。『猫殴り』(タイトルが不愉快)の「悪いヤツを殴るのは、こんなに気持ちがいいんだ」にゾッとし『鬼』と『神の沈黙』のラストには絶望しかない。「遅くなってごめん。」で涙腺決壊したのに!『こども』に至っては言葉もないのだが。しかしながら無視できないもの、綺麗なものしか見たくないという己の弱さ、偽善、欺瞞に気づけよと作品の力が私を叩きのめす。恐ろしいことに、これ素晴らしい短編集です…。2023/03/17
Ex libris 毒餃子
7
鬼 のインパクトがたまらない。2022/12/24
hf
6
悲しい物語で辛くなってしまったので、何度も読み返したりはしないだろう。人物の目が可愛い、魅力的、美しい、気が抜けているような目, 白痴。大橋裕之さんの漫画について目がいいと言ってる人がいて、ほぉ、と思ったけど、この人は私にとってそんな感じがした。「鬼」はなんか賞を取ったときにウェブで読んだ。あのときの選評もおもしろかった気がする。作品の中で出てくるいろんなネーミングが適当な感じだけどいい名前だとおもった2021/06/06
プロムナード
4
「鬼」の衝撃と、当時の審査員たる漫画家たちの評はいまでも記憶に刻まれている。直後にスピリッツに掲載された「神の沈黙」を私はすぐ切り抜いて保存したが、これは新人投稿作としてマンガ史上に残る奇跡的な傑作。浄土るるは、ただこう描かざるを得ないのだという切実で制御不能な心情を提示しており、演出の巧拙や露悪性やらでは捉えきれない領域にいる。この作者がアングラ・サブカル界隈ではなく、小学館のスピリッツという大手レーベルから単行本を出したことに、とてつもない意味合いを感じる。ひとまず、本書の刊行は祝福されるべきだ。2020/12/05
い
2
小学館新人コミック大賞に、本作収録の「鬼」が掲載されたとき、その才能に圧倒された。受賞当時、著者は17歳。荒削りの作品だが、読者の心を掴むのが上手く、ナンセンスと問題提起の調和が素晴らしい。既存の価値観をぶち壊す短編ばかりである。ネグレクトやいじめのオンパレードだが、不思議と風刺や比喩、皮肉はなく、人間の嫌な部分を淡々と描きだしている印象を受ける。信頼からの裏切り、信教と精神の破壊。人間の嫌な感情を鷲掴みにして、振り撒いているような凶暴さである。2025/05/15
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