日本経済新聞出版<br> 逃げて勝つ 投資の鉄則 大負けせずに資産を築く10年戦略

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日本経済新聞出版
逃げて勝つ 投資の鉄則 大負けせずに資産を築く10年戦略

  • 著者名:田中泰輔【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 日経BP(2020/11発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532358716

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内容説明

未曾有の金融緩和、巨額の財政出動
リスクを抑え、投資を目指す人に贈る決定版!

コロナ相場が、多くの投資初心者をマーケットに呼び込んでいる。また、突然の相場急落で痛い目を見た投資家たちも再スタートの機会をうかがっている。とはいえ、今後の動きを見通すのは難しく、大きなリスクは怖いと考えている人は多い。本書はこうした状況を踏まえ、中長期投資で大敗せず堅実に資産を積み上げるための投資の鉄則をまとめたコロナ時代の決定版。

投資の要諦は相場サイクルを捉えた売り時(逃げ方)にこそあり、活路は国内ではなく海外にあるというのが本書の立場。また、多様性、分散、機動性の観点からETFの活用を説く。著者は「予言のような予測技術は存在しないが、経済、金利、株価、為替の密接なリンクから発せられる相場転換のシグナルをつかむことはできる」と断言する。投資初心者のみならず、大ベテランも納得の内容。

目次

第I部 損失から学ぶ恐るべき教訓8

教訓1 10年に1度以上来る相場暴落
教訓2 円投資家の宿命「全か無か」
教訓3 専門家が投資家をどん底に陥れた
教訓4 新興国投資の天国から地獄
教訓5《長期+分散+積立》投資の罠
教訓6 人気テーマ投資の呪い
教訓7 AI投資で勝てない理由
教訓8 そもそも人は損しやすくできている

第II部 逃げて勝つ投資の鉄則7

鉄則1 投資の時間軸に合わせた構えをとる
鉄則2 投資の時間差サイクルこそが最強アプローチ
鉄則3 グロースとサイクルの組み合わせをつかむ
鉄則4 アマノジャクな円と上手に付き合う
鉄則5 海外の高成長を獲るヒット&アウェー
鉄則6 短期相場を知り、投資家思考の呪縛を解く
鉄則7 情報を投資の行動予測に落とし込んで選別する

第III部 ポストコロナへ投資のチューニング

指針1 相場サイクルの突発的な増幅リスク
指針2 テクノロジーの期待と罠
指針3 米中分断によるグローバル化の変容
指針4 新興国が成長センターとして再浮上
指針5 地球環境悪化と「羹に懲りた」市場の反応
指針6 日本リスクを踏まえたリターン狙いと分散
実践1 次の投資、来る逃げ時
実践2 投資に落とし込む

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しーふぉ

17
出口戦略について詳しく書いてある本少ない気がして手にした本。基本的にインデックス投資は長期保有が推奨される中、積極的に売却奨めるのが珍しい。参考までに留めておきます。2025/06/22

gokuri

4
コロナ収束方向、ウクライナ前の情勢で、海外投資を含む資産形成についての戦略をのべた本。 円相場のあまのじゃく的な変動について、かなりのページをさきつつ、結果的にはアメリカの金利・景気が主たる要因として影響を与えてきたと主張はうなづける。 10年というスパンではやはり暴落がありうることを想定し、ヒット&アウェイを推奨しているが、やはりアウェイは自分で判断せざるを得ないし、ポートフォリオも資産状況、年齢などの条件により異なり、アドバイスを受けるのも難しい。2023/09/02

うーさん

3
円相場のアマノジャクさ(好況時に円安・ドル高、不況時に円高・ドル安)について、非常に参考となった2021/04/29

nicokiyo

2
読むたびに新たな気づきがあり、頭に定着していく感じがします。2021/05/05

バーニング

2
マクロ経済学や金融論の理論的、統計的な裏付けが豊富で勉強になったが投資手法として新奇性のものはない。ただ何も考えずにひたすらつみたてましょうという手法のリスクを提示した上でコア・サテライト投資を推奨する点は説得力がある。実際に「逃げて勝つ」手法を実践するには正直一般投資家には難しいように思うが、投資ブロガーやyoutuberが書いた理論的裏づけが弱い自己流投資本を買うよりは本書の方がよほど参考になる。2021/03/09

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