文豪たちの明暗 ―太宰治、芥川龍之介、坂口安吾、川端康成の霊言―

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文豪たちの明暗 ―太宰治、芥川龍之介、坂口安吾、川端康成の霊言―

  • 著者名:大川隆法【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 幸福の科学出版(2020/11発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784823302268

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内容説明

あなたが心惹かれる
文学や芸術は、
光か?それとも闇か?

日本文学を代表するあの
作家たちの死後の行方とは!?
それぞれの思想や作品から、
芸術の中にある善と悪が明らかに。

『人間失格』『斜陽』の太宰治
酒と女と自殺願望――破滅型人生のその後

『羅生門』『鼻』『蜘蛛の糸』の芥川龍之介
太宰治の心のあり方と思想の誤りに助言

『堕落論』の坂口安吾
その誤った仏教解釈と思想的な罪とは

『伊豆の踊子』『雪国』の川端康成
透明な心と美しい言葉で永遠と普遍を求める

文学、マンガ、アニメ、映画、音楽、劇、テレビ……
多くの人びとに影響を与える責任と代償とは?
その作品の価値観が天国と地獄のどちらの世界に
つながっているかを見抜け。

■■ 太宰治の人物紹介 ■■
1909~1948年。小説家。青森県生まれ。東京帝国大学(現・東京大学)仏文科から除籍。在学中は共産主義運動に関係するが脱退、自殺未遂を起こす。また、上京直後から井伏鱒二に師事し、1935年、『逆行』が芥川賞次席となる。その後も、『富嶽百景』『走れメロス』などを発表し、作家としての地位を確立。戦後は無頼派と呼ばれ、自意識崩壊の告白をつづった小説『ヴィヨンの妻』『斜陽』『人間失格』などで流行作家となるも、愛人の山崎富栄と玉川上水で入水自殺した。

■■ 芥川龍之介の人物紹介 ■■
1892~1927年。小説家。東京都生まれ。東京帝国大学(現・東京大学)文学部英文科在学中に執筆した短編「鼻」を夏目漱石に激賞され、大学卒業後、英語教師を経て作家生活に入る。作品の多くは短編小説で、代表作に「羅生門」「蜘蛛の糸」「杜子春」「トロッコ」「河童」等がある。35歳で睡眠薬自殺を遂げた。死後、友人の菊池寛によって、純文学系の新人作家を対象とする芥川賞が設立された。

■■ 坂口安吾の人物紹介 ■■
1906~1955年。小説家。新潟県生まれ。東洋大学文学部印度哲学倫理学科卒業後、同人誌「言葉」を創刊。1931年に発表した『風博士』『黒谷村』が激賞され、新進作家として認められる。戦後、旧来の道徳観を否定した『堕落論』や『白痴』を発表し、波紋を呼ぶ。無頼派と呼ばれた。ほかの作品に『不連続殺人事件』『桜の森の満開の下』『安吾巷談』などがある。

■■ 川端康成の人物紹介 ■■
1899~1972年。小説家。大阪府生まれ。東京帝国大学(現・東京大学)文学部国文学科卒。卒業後、横光利一らと「文藝時代」を創刊。一高時代の伊豆旅行の体験をもとにした『伊豆の踊子』などを発表し、新感覚派の代表作家として活躍した。日本的美意識を追究し続け、1968年、日本人初のノーベル文学賞を受賞。代表作に『雪国』『山の音』『眠れる美女』『古都』などがある。